米国事業が初の通期黒字化達成、それでもメルカリが好調と言えない理由とは?

メルカリは米国初の通期黒字化を達成したが、GMV減少や成長鈍化により好調とは言えず、今後の成長戦略が課題となっている。

決算が読めるようになるノート 決算解説
米国事業が初の通期黒字化達成、それでもメルカリが好調と言えない理由とは?
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

2025年8月5日、株式会社メルカリが2025年6月期通期決算を発表しました。

国内最大級のフリマアプリを運営する同社は、売上・利益ともに前年を上回り、米国事業に関しては初の通期黒字化を達成しました。

しかし、決算資料を詳しく読み解くと、表面的な数字だけでは見えてこない課題や現状が浮かび上がります。本記事では、メルカリの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。


メルカリとは?

https://pdf.irpocket.com/C4385/bffO/gFhF/ujNL.pdf

メルカリは「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」をグループミッションとし、フリマアプリ「メルカリ」を運営しています。

出品・購入がアプリ上で完結し、匿名配送や決済代行などの利便性も高く、国内では圧倒的な知名度があります。

近年は米国市場に進出したり、「メルペイ」を代表とする決済機能の強化に力を入れています。


メルカリ 2025年6月期通期決算(2024年7月~2025年6月)

https://pdf.irpocket.com/C4385/bffO/gFhF/ujNL.pdf

メルカリの2025年6月期通期決算(2024年7月~2025年6月)を見ると、売上収益はYoY+3%の1,926億円、コア営業利益はYoY+46%の275億円で増収増益となりました。

大幅な増益を達成していることから絶好調のように思えますが、決算資料を詳しく見ていくと、必ずしもメルカリが好調とは言えない理由が見えてきます。

この記事は、メルカリを利用している方、マーケットプレイスの動向に興味がある方、アプリビジネスに関心がある方に最適な内容になっています。



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・コード生成のAI生成比率は〇〇%・米国事業は通期黒字化を達成するも……・本業のマーケットプレイスの調子は?・まとめ


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