Q. ラクスルが1,200億円でMBO!ゴールドマン・サックスと描く次の打ち手とは?

ラクスルは1,200億円のMBOとゴールドマン・サックスの出資により、非上場化して成長加速を図り、M&Aや金融プラットフォームに注力する戦略を描いている。

決算が読めるようになるノート 決算解説
Q. ラクスルが1,200億円でMBO!ゴールドマン・サックスと描く次の打ち手とは?
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ヒント:ラクスルのMBOは直近に発表された金融プラットフォームの「ラクスルバンク」のサービス開始とも関係しています。

2025年12月11日にラクスルがMBO(Management BuyOut:経営陣が参加する買収)を発表し、非常に大きな話題となりました。

同社は、印刷ECを起点に事業を拡大し、現在ではマーケティングや物流まで手広くサービスを展開している企業です。

また同社は2025年11月27日に金融プラットフォームの「ラクスルバンク」のサービス開始を発表していました。同サービスは、他行宛ての振込手数料は1件あたり119円と業界最安級の水準になることでも注目されていました。

本記事では、ラクスルがなぜ今MBOを選択したのかを整理した上で、金融事業とM&Aを軸にした次の成長シナリオを考察していきます。


ラクスルが1,200億円でMBO!ゴールドマン・サックスが出資へ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/4384/ir_material_for_fiscal_ym/194023/00.pdf

ラクスルはMBOを行うことを2025年12月11日に発表しました。同時にゴールドマン・サックスが同社に出資することも発表されています。

このMBOにかかる買付総額は約1,200億円になり、グロース市場の上場企業としては大型のMBOとなります。

後ほど詳細を見ていきますが、経営陣の議決権は50%を維持し、現在の経営体制も維持する形になります。

本記事では、ラクスルのMBOのスキームを解説し、ラクスルのMBOの狙いや次の打ち手を考察します。

この記事は、新規事業開発に携わる方や興味がある方はもちろん、SaaSビジネス、M&Aに関心がある方に最適な内容になっています。



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・Q. ラクスルが1,200億円でMBO!ゴールドマン・サックスと描く次の打ち手とは?の答え・一株あたりの買付価格は、MBO発表前日の終値に対してプレミアム36.8%・ラクスルのMBOのスキームは?・経営陣の議決権50%をMBO後も維持・ラクスルのMBOの狙いは?・2025年2月にはカーライルがカオナビに対しTOBを実施・カオナビのTOBと今回のラクスルのMBOの共通点は?・今後のラクスルの打ち手は?・まとめ


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