この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年1月20日、株式会社3Mが2025年12月期通期決算を発表しました。
世界的に製造業の需要が伸び悩む中、老舗メーカーである3Mがどのような業績を残したのかに注目が集まっています。
成長率だけを見れば派手さはないものの、決算資料には同社が不況局面でも安定した成果を出し続けるための経営の工夫が随所に表れています。
数字の裏側にある経営判断を読み解くことで、3Mが長期にわたり競争力を維持してきた理由が見えてきそうです。
本記事では3Mの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
3Mとは?
3Mは1902年に創業した米国の化学メーカーです。現在は産業、輸送、医療、消費財など幅広い分野で事業を展開しています。接着剤や研磨材、フィルム技術といった基盤技術を軸に、用途別に製品を横展開するビジネスモデルを築いてきました。
研究開発を起点とした事業創出を強みとし、景気変動の影響を受けやすい製造業でありながら、長期的に安定したキャッシュフローを生み出してきた点が3Mの特徴です。
近年は事業ポートフォリオの見直しとKPI重視の経営に舵を切り、老舗企業でありながら変化に適応する姿勢を見せています。
3M 2025年12月期通期決算(2025年1月~2025年12月)

3Mの2025年12月期通期決算(2025年1月~2025年12月)を見ると、売上高はYoY+2.1%の$24.3B(約3.6兆円)となり、景気減速局面でも安定した成長を維持しました。
あわせて営業利益率はYoY+2ptの23.4%まで上昇しています。
売上成長と効率改善を同時に進められた背景には、3Mが近年重視してきた経営の「ある変化」があります。
この記事は、不況局面でも成長を続ける企業を探りたい方、米国企業やグローバル企業の決算を紐解きたい方、KPI経営やオペレーション改革が業績にどう結びつくか知りたい方に最適な内容になっています。
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