Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?

サンリオはIPを活用したロイヤリティモデルにより利益を積み上げ、高利益率と成長を実現している。

決算が読めるようになるノート 決算解説
Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?
  • Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?

ヒント:

サンリオは小売業としての直営・在庫・出店という「自社で売ること」を捨て、ロイヤリティ中心のモデルに経営を賭けました。その結果、「売上を伸ばした」のではなく、「利益が積み上がる構造」へ作り替えました。その中核となったIP戦略は、以下の3つ。

#1 たくさんの●●×複数チャネルで固定費レバレッジを最大化
#2 中国・北米でも「●●で売らない」戦略を徹底
#3 ●●なIP化に向けた中計投資で、●●売上を強化

今回は、ハローキティなどのキャラクターを保有していることで有名な「サンリオ」を分析します。

サンリオは新型コロナウイルスの影響もあり、FY2021(2020年4月~2021年3月)には▲32億円の赤字となり苦戦していましたが、現在はそのフェーズから脱却し、大きく成長しています。

その背景には、サンリオが「IPの露出と回転率を最大化する」ロイヤリティ中心モデルへと事業構造を転換し、「利益が積み上がる構造」に事業モデルを作り替えたことがあります。

今回の記事では、サンリオの業績について触れた上で、なぜ同社が一般的な製造・小売業の水準を大きく上回る営業利益率40%台を実現できたのかを考察していきます。


営業利益率40%台を叩き出すIP企業の「サンリオ」とは?

https://www.sanrio.co.jp/characters/

サンリオと言えば、「ハローキティ」や「マイメロディ」といったキャラクターをあしらったギフト商品や、全国に展開するショップビジネスで知られています。

サンリオの創業初期には、孤児院の子どもたちに贈っていた花のついたビーチサンダルや、やなせたかし氏の詩集「愛する歌」を商品化するなど、贈る文化を軸にした商品開発で数々のヒットを生み出してきました。

その一方で、現在のサンリオは、そのイメージから大きく進化しています。1976年にオリジナルキャラクターの使用許諾業務(ライセンス事業)を開始して以降、事業の軸足を徐々に「モノの販売」から「IPの活用」へと移してきました。

その結果、直近のFY2026 Q2累計では、物販を中心とする企業では考えにくい営業利益率40%台を実現するまでに至っています(以降、詳細に見ていきます)。

本記事では、サンリオの業績を解説し、同社が営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略を考察します。

この記事は、IRビジネスに携わる方や興味がある方はもちろん、新規ビジネス開発に関心がある方に最適な内容になっています。



ここから先は、有料コンテンツになります。月額980円の定期購読にお申し込みください。定期購読では、この記事だけでなく、「決算が読めるようになるノート」の過去の有料記事も含めて閲覧することができます。
定期購読は初月無料のため、まずはお気軽に試してみてください。
有料版をご購入いただくと、以下のコンテンツをご覧いただけます。

・Q. サンリオの営業利益率を40%台に大幅改善させたIP戦略とは?の答え・サンリオの営業利益率は、20%後半から40%前半に急改善・営業利益率改善の最大要因は「ロイヤリティモデル」・海外売上の75%はロイヤリティ売上で構成されている・戦略#1 たくさんの●●×複数チャネルで固定費レバレッジを最大化・戦略#2 中国・北米でも「●●で売らない」戦略を徹底・戦略#3 ●●なIP化に向けた中計投資で、●●売上を強化・なぜサンリオは「40%台の利益率」を維持できるのか?・まとめ


《決算が読めるようになるノート》

関連タグ

特集