この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年2月4日、Qualcommが2026年9月期Q1決算を発表しました。
スマートフォン向け半導体で成長してきた同社ですが、足元の事業環境には変化の兆しが見え始めています。
外部要因による市場の揺らぎが意識される一方で、決算資料からは中長期を見据えた戦略の方向性も読み取れます。
今回の決算は、単なる四半期の数字以上に、同社の評価軸をどう捉えるかが問われる内容でした。
本記事ではQualcommの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
Qualcommとは?
Qualcommは、米国を拠点とする世界有数の半導体企業です。
元々はスマートフォン向けの通信チップで成長してきましたが、現在は車載、AI PC、産業向けIoTなどへ事業領域を拡大しています。
自社開発のSoC(システム・オン・チップ:複数の機能を1つのチップにした集積回路)に加え、NPU(AI処理に特化した半導体)や通信技術、ソフトウェア基盤までを統合して提供できる点が強みです。
また、近年はエッジAIの進化を追い風に、スマホ依存からの脱却を進める戦略が鮮明になっています。
Qualcomm 2026年9月期Q1決算(2025年10月~2025年12月)

Qualcommの2026年9月期Q1決算(2025年10月~2025年12月)を見ると、売上高はYoY+5%の$12.3B(約1.8兆円)となりました。
セグメント別に見ると、Handsets(スマートフォン向け半導体事業)はYoY+3%の$7.8B(約1.2兆円)と堅調に推移する一方、Automotive(自動車向け半導体事業)はYoY+15%の$1.1B(約1,650億円)、IoTはYoY+9%の$1.7B(約2,550億円)と非スマホ領域がより高い成長率を示しています。
この記事は、半導体業界の構造変化を決算から読み解きたい方、IoTやロボティクスが今後の成長領域になる理由を理解したい方に最適な内容になっています。
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