この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年5月8日、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)が2026年3月期通期決算を発表しました。
近年、「ハードは儲からない」「これからはソフトやサブスクの時代」と言われる機会が増えました。
実際、多くの企業が継続課金やIPビジネスへ軸足を移しています。
一方で今回のソニー決算を見ると、ゲームや音楽、半導体など異なる事業の裏側には、ある共通した強みが存在しているように見えます。
ソニーは既に家電メーカーではありません。しかし同時に、単なるソフト企業とも言い切れないのかもしれません。
本記事ではソニーグループの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
ソニーとは?
ソニーはゲーム機「PlayStation」や映画、音楽、半導体など幅広い事業を展開する日本を代表するテクノロジー企業です。
かつてはテレビやウォークマンなど家電メーカーのイメージが強かったものの、現在はゲーム、音楽、映画、イメージセンサーを軸とした「エンタメ×技術」の企業へ変化しています。
特に近年は、PlayStationのユーザー基盤やアニメ・音楽IP、スマホ向けイメージセンサーなどを組み合わせ、単なる製品販売ではなく継続的な収益を生む経済圏を構築している点が特徴です。
今回の決算を見ると、ソニーの強みは「ソフト重視」に見えて、その土台には依然として強力なハード技術が存在していることが分かります。
ソニー 2026年3月期通期決算(2025年4月~2026年3月)

ソニーの2026年3月期通期決算(2025年4月~2026年3月)を見ると、売上高はYoY+4%の12兆4,796億円、営業利益はYoY+13%の1兆4,475億円となりました。営業利益率も10.6%から11.6%へ改善しており、収益性は着実に高まっています。
一方で、当期純利益はYoY-3%の1兆309億円となっており、金融事業のスピンオフなど事業再編の影響も見られます。
今回の決算で興味深いのは、単純な業績成長よりも「どの事業が利益を生み、今後の成長を担うのか」が以前より明確になってきた点です。
次章から、その構造を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事は、ソニーが成長している理由に関心がある方、ソニー製品を利用しているものの事業構造はよく知らない方、ハード企業が勝ち続ける条件を知りたい方に最適な内容になっています。
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・PlayStationはハード販売より〇〇へ
・ソニー・ミュージックは既にレコード会社をやめている?
・イメージセンサーはスマホの次にどこを狙う?
・まとめ












