NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?

NTTは2026年3月期決算で営業収益14.4兆円(YoY+5.1%)を達成。EBITDA4兆円目標を2027年度から2030年度へ後ろ倒しする一方、通信会社からAIインフラ企業への転換を加速。NTTデータはAIフルスタック企業、NTTドコモは金融プラットフォームを目指し、グループ全体でデータ統合を進める。

決算が読めるようになるノート 決算解説
NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?
  • NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?
  • NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?
  • NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?
  • NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?
  • NTTはAI時代をどう戦う?NTTドコモ・NTTデータ統合の真意とは?

この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。

2026年5月8日、NTT株式会社が2026年3月期通期決算を発表しました。

NTTといえば、固定通信や携帯通信を中心とした日本最大級の通信グループとして知られています。しかし近年は、NTTドコモやNTTデータの完全子会社化を進めるなど、グループ全体の構造改革を加速しています。

さらに現在は、AIやデータセンター、金融、法人DXなど非通信領域への投資も拡大しており、「通信会社」からの変化が進みつつあります。今回の決算では、そうした中長期戦略についても多くの内容が語られました。

本記事ではNTTの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。


NTTとは?

NTTは、日本最大級の通信グループです。固定通信を担うNTT東日本・西日本、携帯通信を展開するNTTドコモに加え、システム開発やDX支援を行うNTTデータなどを傘下に持っています。

かつては「電話会社」のイメージが強い企業でしたが、現在はAI・データセンター・金融・法人DXなど非通信領域への拡大を進めています。

特に近年は、NTTドコモとNTTデータを完全子会社化し、グループ全体のデータ統合を加速しています。

今回の決算でも、「AIネイティブインフラ」や「AIフルスタック戦略」を前面に打ち出しており、通信会社からAIインフラ企業への転換を進めていることが分かります。


NTT 2026年3月期通期決算(2025年4月~2026年3月)

https://group.ntt/jp/ir/library/presentation/2025/260508.pdf

NTTの2026年3月期通期決算(2025年4月~2026年3月)を見ると、営業収益はYoY+5.1%の14.4兆円、営業利益はYoY+3.4%の1.7兆円となりました。

営業収益は過去最高を更新しており、通信事業に加えて、法人向けITやデータセンターなどの成長分野が全体を押し上げています。

一方で今回の決算で本当に注目すべきなのは、足元の業績以上に「NTTがAI時代をどう戦おうとしているのか」という中長期戦略です。

実際、NTTは中期目標の見直しや、NTTデータ・NTTドコモを軸にした大規模な構造転換を打ち出しています。

では、NTTはなぜ今「AI」に本気で舵を切っているのでしょうか。

この記事は、巨大企業のグループ再編が経営戦略にどう影響するのか学びたい方、AIインフラ企業としてのNTTの将来性を知りたい方、NTTの最新決算を通じて、日本企業の未来を考えたい方に最適な内容になっています。



ここから先は、有料コンテンツになります。月額980円の定期購読にお申し込みください。定期購読では、この記事だけでなく、「決算が読めるようになるノート」の過去の有料記事も含めて閲覧することができます。
定期購読は初月無料のため、まずはお気軽に試してみてください。
有料版をご購入いただくと、以下のコンテンツをご覧いただけます。

・中期目標「EBITDA4兆円」は〇年後ろ倒しに・NTTは〇〇を目指す・NTTドコモは〇〇プラットフォームへ・まとめ


《決算が読めるようになるノート》

関連タグ

特集