この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年7月30日、Metaが2025年12月期Q2決算を発表しました。
今期は大幅な増収増益を達成し、売上・利益ともに市場予想を上回る好決算となりました。
広告事業が引き続き成長を牽引する一方、AIやメタバース事業への巨額な設備投資も進行中で、このタイミングで設備投資額は約2倍に急増しています。
本記事では、地域別の広告単価動向やユーザー数の推移、そして急増する設備投資額の背景から、Metaの成長戦略を読み解きます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
Metaとは?
Metaは2004年にマーク・ザッカーバーグ氏が設立した企業で、以下のSNSプラットフォームを運営しています。
・Messenger
2021年には社名を「Facebook」から「Meta」に変更し、メタバース事業に注力するようになっています。
Meta 2025年12月期Q2決算(2025年4月~6月)

Metaの2025年12月期Q2決算(2025年4月~6月)を見ると、総売上高はYoY+21.6%の$47.5B(約7.1兆円)、営業利益はYoY+37.7%の$20.4B(約3.1兆円)で増収増益を達成しています。
また、営業利益率は43%で非常に高い水準です。
この記事は、SNSビジネスの動向に興味がある方、Web広告業界に従事している方、AIやメタバースなどの最新技術に関心がある方に最適な内容になっています。
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・欧州の広告単価はYoY+〇〇%で成長・利用者数とARPPも順調に成長・設備投資が2倍に増える理由・まとめ