この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2025年10月29日、Metaが2025年12月期Q3決算を発表しました。
生成AIを活用した広告最適化の成果や新興国市場でのユーザー拡大などにより、主要事業は引き続き堅調に推移しています。
一方で、今回の決算では「大きくて美しい法案」により、純利益が大幅に減少する事態となりました。
本記事ではMetaの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
Metaとは?
MetaはFacebook、Instagram、Threads、WhatsAppなどを運営する世界最大級のソーシャルメディア企業です。主力事業は広告であり、世界中の企業がマーケティング活動の基盤として活用しています。
近年は生成AIを活用した広告配信の最適化に注力しており、リール広告の拡充やクリック単価の改善を通じて収益性を高めています。
また、長期的にはメタバース事業「Reality Labs」への投資を継続し、ARデバイスや空間コンピューティングなど次世代技術の開発を進めています。
広告基盤の強化と新領域への挑戦を両立しながら、短期的な利益成長と中長期的な事業拡大のバランスを追求している企業です。
Meta 2025年12月期Q3決算(2025年7月~9月)

Metaの2025年12月期Q3決算(2025年7月~9月)を見ると、売上高はYoY+26.2%の$51.2B(約7.7兆円)と過去最高を更新しました。主力の広告事業が堅調に推移し、全体の収益拡大を牽引しています。営業利益は$20.5B(約3.1兆円)でYoY+18.4%の増加となり、営業利益率は40%と高水準を維持しました。
一見すると順調な決算に見えますが、今回の決算では「大きくて美しい法案」により巨額税負担が発生してしまいます。
この記事は、デジタル広告に関心がある方、ネット企業に勤務している方、普段からMetaやInstagramを活用しているマーケターの方に最適な内容になっています。
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・大きくて美しい法案による税負担・〇〇と〇〇は堅調に推移・全世界の広告単価がYoY+〇〇%成長・まとめ











