この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2025年11月13日、株式会社クラウドワークスが2025年9月期通期決算を発表しました。今期は主要指標がそろって伸びた一方で、次の成長ステージに向けた動きも見え始め、同社の事業構造に変化の兆しが出ています。
フリーランスプラットフォームとして積み上げてきた基盤に加え、DXコンサルという新たな領域でどのように競争力を高めていくのかが注目点になります。
本記事ではクラウドワークスの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
クラウドワークスとは?

クラウドワークスは、フリーランスに特化したプラットフォーム企業です。現在はIT人材の紹介やDXコンサルティングまで事業領域を拡大しています。
グループ累計のユーザー数は743.8万人、企業数は107.2万社で、国内では最大規模のフリーランス基盤を保有しています。

同社は、クラウドソーシング型のプラットフォーム領域と、自社エージェントが仲介するエージェント領域の2つのビジネスモデルで案件を創出しています。プラットフォーム領域では5~20%の手数料を、エージェント領域では約33%の手数料を得る構造です。
個人と企業の双方に対して契約・検収プロセスを一本化し、取引の効率化を支えることで事業基盤を強化しています。
クラウドワークス 2025年9月期通期決算(2024年10月~2025年9月)

クラウドワークスの2025年9月期通期決算を見ると、売上高はYoY+32.4%の226.6億円となり、ガイダンスを上回る水準で着地しました。
また、営業利益はYoY+31.2%の17.6億円で、利益面でも力強い成長を維持しています。
一方で来期予想については、同社は減収減益を見込んでいるようです。
この記事は、フリーランス市場の動向を素早く把握したいビジネスパーソンの方、AI活用を検討している会社員の方、Web業界で働く20代・30代の方に最適な内容になっています。
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