この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年2月20日、トリップアドバイザーが2024年12月期Q4決算を発表しました。
トリップアドバイザーは、世界中の観光客が利用する情報サイトです。私も旅行するときは、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス」を参考に旅行プランを決めています。
現在、日本では観光客によるインバウンド収入が重要ですが、トリップアドバイザーで高評価を得られるかどうかが、集客に大きな影響を与えます。
そんなトリップアドバイザーは、本業のトリップアドバイザーではなく、予約サイトのViatorが成長を牽引しているようです。
本記事では、トリップアドバイザーの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
トリップアドバイザーとは?
トリップアドバイザーは2000年にアメリカで設立された企業です。現在は「トリップアドバイザー」「Viator」「TheFork」の3つの事業を運営しています。
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・トリップアドバイザー:世界最大のオンライン旅行ガイドプラットフォーム。ホテルや観光地の広告収入が主な収入源。
・Viator:世界最大級のツアー&アクティビティのオンライン予約サービス。手数料が主な収入源。
・TheFork:ヨーロッパを中心に展開するレストランのオンライン予約サービス。手数料が主な収入源。
トリップアドバイザー 2024年12月期Q4決算(2024年1月~12月)
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トリップアドバイザーの2024年12月期Q4決算(2024年1月~12月)を見ると、売上高はYoY+2.6%の$1.8B(約2,700億円)、調整後EBITDAはYoY+1.5%の$339M(約509億円)となっています。
また、営業キャッシュフローはYoY-38.7%の$144M(約216億円)となりました。
この記事は、トリップアドバイザーを利用したことがある方、よく旅行する方、観光業界に関心がある方、IT業界に従事している方に最適な内容になっています。
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