この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2025年9月12日、株式会社はてなが2025年7月期通期決算を発表しました。
同社はブログサービスやブックマークサービスで知られる一方で、誰もが知る有名マンガアプリの運用にも深く関わり、今期でも増収に寄与しています。
本記事では、人気アプリの最新動向やはてなブログの新たな取り組みを軸に、同社の成長戦略をひも解いていきます。
はてなとは?

はてなで有名なサービスと言えば「はてなブログ」です。
同社は、個人向けサービスとして、長文執筆に向いた「はてなブログ」と、気になるWebページを保存・共有できる「はてなブックマーク」を展開しています。

また、コンテンツプラットフォームで培ったノウハウを、コンテンツマーケティング事業として、企業向けに展開しています。同社が運営する「はてなCMS」では、効率的なサイト運用が可能です。

それに加えて、同社のWebサービス開発における技術力を活かし、法人顧客向けにITソリューションサービスを提供しています。
具体的には、SaaS型のサーバー監視サービス「Mackerel」や、マンガメディア向けビューワ「GigaViewer」を展開中です。
はてな 2025年7月期通期決算(2024年8月~2025年7月)

はてなの2025年7月期通期決算(2024年8月~2025年7月)を見ると、売上高はYoY+15%の37.9億円、営業利益はYoY+398%の3.4億円で増収増益となりました。
一方で、期中に2度の上方修正を行ったものの、最終着地は業績予想を下回りました。
この記事は、コンテンツマーケティング担当者の方、Webサービス開発者の方、はてなブログを利用したことがある方に最適な内容になっています。
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・〇〇のアプリ運用が好調・コンテンツマーケティング事業は増収?減収?・はてなブログの生成AIとの向き合い方は?・まとめ