この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年9月10日、Adobeが2026年11月期Q3決算を発表しました。
Adobeは「Photoshop」や「Illustrator」「Acrobat」など、クリエイティブ制作や文書業務を支えるソフトウェアを世界中に展開する企業です。
生成AIの普及によって制作、検索、業務支援の競争環境が大きく変わるなか、Adobeは既存製品へAI機能を組み込みながら、新たな利用シーンの開拓を進めています。
特に注目したいのは、すでに巨大なユーザー基盤を持つAdobeが、その接点をAIの利用拡大や収益化へどこまでつなげられるかです。
今回の決算は、従来のソフトウェア企業としての強みをAI時代にどう生かそうとしているのかを読み解く上で重要な内容となりました。
本記事ではAdobeの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
Adobeとは?
Adobeは、クリエイティブ、業務生産性、顧客体験の3領域を中心にソフトウェアを展開する米国のテクノロジー企業です。
クリエイティブ領域では「Photoshop」「Premiere」「InDesign」などを提供し、文書業務では「Acrobat」、企業向けマーケティングでは「Adobe Experience Manager」や「Adobe Experience Platform」などを展開しています。
また、近年は生成AIサービス「Firefly」やAIエージェントを既存製品へ組み込み、個人のクリエイターからビジネスパーソン、大企業まで幅広い顧客層の業務をAIで支援する戦略を進めています。
収益の中心はサブスクリプションで、巨大な既存ユーザー基盤へ新しいAI機能を追加しながら利用単価と継続率を高められる点が同社の特徴です。
Adobe 2026年11月期Q3決算(2026年6月~8月)

Adobeの2026年11月期Q3決算を見ると、四半期売上高はYoY+13%の$6.76B(約1兆円)、営業利益はYoY+8.3%の$2.35B(約3,525億円)となりました。
また、全事業のMAU(月間アクティブユーザー数)は10億人を突破し、AI-first ending ARR(AIを前提に設計された製品・サービスの年間経常収益)もYoY+150%超の$650M(約975億円)まで拡大しています。
では、この巨大なユーザー基盤をAdobeはどのようにAI利用と継続課金へつなげているのでしょうか。
この記事は、AdobeのAI戦略を知りたい方、生成AIサービスの収益化に関心がある方、SaaS企業のユーザー基盤活用を学びたい方、GEOのビジネス動向に関心がある方に最適な内容になっています。
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・Acrobat AI Assistantの利用者数を3ヶ月で2倍にできた理由・FireflyのARRが3ヶ月で〇〇%増加・Adobeは〇〇市場を取りに行く・まとめ








