ヒント:集患メディアではなく、〇〇だから
この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
医療メディアといえば、集患を目的とした広告モデルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、その常識とは一線を画すビジネスモデルで2025年12月に上場を果たしたのが、「ドクターズ・ファイル」を運営するギミックです。
同社はサブスク型メディアでありながら、解約率0.72%という異例の数値を実現しています。
なぜこれほどまでに長期利用されるのか。その背景には、決算数字だけでは見えにくい事業設計と思想があります。
本記事では、ギミックの上場資料や決算データをもとに、その仕組みを多角的に読み解いていきます。
ギミックとは?

ギミックは、医療機関と患者をつなぐ情報インフラを展開する医療メディア企業です。
主力サービスである「ドクターズ・ファイル」は、医師の専門性や診療方針を取材記事として可視化し、患者の医療機関選択を支援しています。
一方で医療機関向けには、記事掲載を起点に、予約受付、採用支援、ホームページ制作・保守などをサブスクリプション型で提供しており、月額利用料は3.5万円~です。
単発広告に依存せず、安定した月額課金を積み上げる点が同社の収益構造の特徴です。
医療メディア企業の決算比較

医療メディア企業の売上高を見ると、売上規模ではメドレーが293億円と圧倒的である一方、ギミックは売上高がYoY+10.2%の35.5億円と中規模ながら二桁成長を維持しています。

営業利益率に目を向けると、ギミックは売上規模に対して比較的高い収益性を確保しています。
一方、メディカルネットは利益率が低く、事業構造の改善余地が大きい段階にあるといえそうです。
この記事は、強いサブスクモデルの条件を学びたい方、医療業界に携わっている方、自社サービスの解約率改善のヒントを探している方に最適な内容になっています。
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・Q.「ドクターズ・ファイル」のギミックが上場!サブスク型メディアで異例の解約率0.72%を実現できる理由とは?の答え・ドクターズ・ファイルが信頼を勝ち取れる理由・「解約率0.72%」がもたらす〇〇とは?・ドクターズ・ファイルが集患メディアを目指さない理由・10.3億円の手取金は何に使われる?・まとめ











