この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2025年10月9日、株式会社ファーストリテイリングが2025年8月期通期決算を発表しました。
ユニクロやジーユーを展開する同社は、国内外での事業拡大を背景に、売上・利益ともに堅調に推移。なかでも、国内ユニクロ事業が初めて売上1兆円を突破し、グローバルブランドとしての存在感をさらに高めています。
一方で今回の決算では、中国事業の減速やジーユーの減益など、地域・ブランドごとに明暗も見られました。
本記事では、ファーストリテイリングの最新決算の全体像を3つの決算ポイントで解説していきます。
ファーストリテイリングとは?
ファーストリテイリングは、皆さんご存知のユニクロやジーユーなどを展開する日本最大のアパレル企業です。
企画から製造、販売までを一貫して行うことで、高品質・低価格の商品をグローバルに展開してきました。特にユニクロは、アジアを中心に急成長しており、海外売上比率は年々上昇しています。
主なブランドは以下の通りです。
・ユニクロ:主力ブランド。国内外で2,400店舗超を展開
・ジーユー:低価格帯のファッションブランド。トレンド性が強い
・プラステ:オフィスカジュアル製品を中心に展開
ファーストリテイリング 2025年8月期通期決算(2024年9月~2025年8月)

2025年8月期(2024年9月~2025年8月)の業績を見ると、売上収益はYoY+9.6%の3.4兆円、営業利益はYoY+12.6%の5,642億円で増収増益を達成しました。
現地通貨ベースでも売上収益は約10%増、事業利益は約14%増と堅調です。
この記事は、アパレル業界や小売業界に従事している方、普段からユニクロを利用している方に最適な内容になっています。
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