この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年6月3日、Asanaが2026年1月期Q1決算（2025年2月～4月）を発表しました。
今期はAsanaの新しいAI機能「AI Studio」が一般公開されたことで、主にAI Studioに関する説明が多い印象を受けました。
既にプロジェクト管理ツールとして定評のあるAsanaですが、AI Studioを導入することで、マネジメント業務の更なる効率化を目指しています。
本記事ではAI Studioを中心にAsanaの最新決算を解説していきます。
この記事では、1ドル＝150円として、日本円も併せて記載しています。
Asanaとは？
Asanaは、チームの業務やプロジェクトを効率的に管理するツールを提供する企業です。
タスクの作成・割り当て・進捗管理が簡単に行え、ガントチャートやカンバン形式など、視覚的にわかりやすいインターフェースが特徴となっています。
また、Google WorkspaceやSlackなどの外部ツールとの連携も充実しているのも特徴です。
Asana 2026年1月期Q1決算（2025年2月～4月）
Asanaの2026年1月期Q1決算（2025年2月～4月）を見ると、売上高はYoY+9%の$187M（約281億円）で増収となりました。
また、非GAAPベースの粗利率は90%で高水準を維持しています。営業利益率については、前年同期の-9%から今期は4%と黒字転換に成功しました。
この記事は、SaaS業界に興味がある方、普段からAsanaを利用している方、プロジェクト管理の担当者の方に最適な内容になっています。
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