ヒント:ファーストリテイリングは、出店・物流・商品設計・在庫管理を単一のデータ基盤で連動させることで、売上が伸びるほど利益体質が強化される経営モデルを構築しました。その中核となった勝因は、以下の3つ。
#1 欧州・米国・アジアでの●●●●成功と●●店による●●創出戦略
#2 世界最大級の自動倉庫新設による、●●コストと●●●●の同時最適化
#3 大幅値引きや廃棄を前提としない●●設計と●●コントロール
今回の記事では、初の四半期売上1兆円を突破した「ファーストリテイリング」を取り上げます。
ファーストリテイリングと言えば、国内ユニクロ・ジーユー事業のイメージが強いですが、売上収益・営業利益の50%以上を海外ユニクロ事業によって稼いでいるグローバル企業です。
またそれ以上に注目すべき点は、ファーストリテイリングが「売上が伸びるほど、企業の利益率は下がる」という、小売業の常識とは真逆の「売上が上がるほど利益率が上がる構造」を、現実にしつつあることです。
本記事では、ファーストリテイリングの直近の業績を解説し、同社が売上成長と利益率上昇を両立させている理由を考察していきます。
ファーストリテイリングの四半期業績は初の売上1兆円を突破!

ファーストリテイリングのFY2026 1Q(2025年9月~11月)の売上収益は1兆277億円(YoY+14.8%)、営業利益は2,109億円(YoY+33.9%)となりました。
売上収益がついに大台の1兆円を超えたことが印象的な決算でした。
一方で、ファーストリテイリングの業績は、売上収益よりも営業利益が大きく伸びており、利益体質が変わってきたことが分かります。
この傾向は、今四半期に限ったものではなく、FY2024では16.1%だった営業利益率が、FY2026 1Qでは20.5%まで引き上げられていることからも見て取れます(以下、参考)。
●ファーストリテイリングの直近2年の業績
・FY2024:売上収益 3兆1,038億円(YoY+12.2%)、営業利益 5,009億円(YoY+31.4%)
・FY2025:売上収益 3兆4,005億円(YoY+9.6%)、営業利益 5,642億円(YoY+12.6%)
「売上が伸びるほど、企業の利益率は下がる」という、小売業では常識とされてきたこの前提に対し、ファーストリテイリングは真逆の「売上が上がるほど利益率が上がる構造」を、現実にしつつあります。
本記事の後半では、同社の業績をさらに整理した上で、売上と利益率を同時に伸ばすことができている理由を考察します。
この記事は、小売業に携わる方や興味がある方はもちろん、事業計画等に関心がある方に最適な内容になっています。
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・Q. 売上1兆円突破と利益率上昇を両立、ファーストリテイリングの勝因とは?の答え・ファーストリテイリングの今期の通期業績は過去最高予想・ファーストリテイリングの業績に最も貢献しているのは「海外ユニクロ事業」・海外ユニクロ事業は、年々収益エンジン化・理由#1 欧州・米国・アジアでの●●●●成功と●●店による●●創出戦略・理由#2 世界最大級の自動倉庫新設による、●●コストと●●●●の同時最適化・理由#3 大幅値引きや廃棄を前提としない●●設計と●●コントロール・まとめ












