この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年7月23日、Intelが2026年12月期第2四半期決算を発表しました。
半導体業界の巨人として長年業界を牽引してきた同社ですが、ここ数年は競争環境の変化により厳しい局面が続いていました。
しかし今回の決算では、市場の予想を上回る力強い数字が並び、久しぶりに明るい兆しを感じさせる内容となりました。
その裏側には、単なる一時的な追い風ではなく、複数の事業領域にまたがる構造的な変化があるようです。
本記事ではIntelの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
Intelとは?
Intelは、半導体業界を牽引してきた米国の大手テクノロジー企業です。
1968年の創業以来、パソコンやサーバー向けのCPU(中央演算処理装置)で世界的なシェアを誇り、長年にわたり業界のリーディングカンパニーとしての地位を築いてきました。
近年は自社製品の設計・製造だけでなく、他社の半導体を受託製造する「ファウンドリ事業」にも本格参入し、事業構造の転換を進めています。
また、AI需要の高まりを受け、データセンター向けの高性能チップやカスタムシリコンの開発にも注力しており、AI時代における競争力の強化を図っています。
Intel 2026年12月期Q2決算(2026年4月~6月)

Intelの2026年12月期Q2決算(2026年4月~6月)を見ると、四半期売上高はYoY+25.4%の$16.1B(約2.4兆円)となり、4月時点の会社予想を$1.8B(約2,700億円)上回る結果となりました。
非GAAPベースの粗利益率もYoY+12.1ポイントの41.8%まで改善し、収益性の面でも着実な回復が見られます。
EPS(1株当たり利益)も非GAAPベースでYoY+0.52ドルの0.42ドルとなり、市場予想を上回る着地となりました。
好調な業績の裏側には、AI需要を追い風にした複数の事業セグメントでの成長があります。
特に注目すべきは、次世代プロセス技術と新製品ラインナップの進展です。ここから、Intelの成長を支える3つの決算ポイントを詳しく見ていきます。
この記事は、半導体業界の動向に関心がある方、最先端プロセス技術の進化を追いたい方、Intelの事業内容や現在の立ち位置をざっくり知りたい方に最適な内容になっています。
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