この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年7月14日、株式会社アクセルスペースが2026年5月期通期決算を発表しました。
同社は小型衛星の開発・製造技術を核に、顧客向け衛星プロジェクトを手がける「AxelLiner」と、自社運用衛星の画像データを提供する「AxelGlobe」の2事業を展開する宇宙関連企業です。
今回の決算では、売上高が前期を大きく上回る伸びを示した一方、受注残高も過去にない規模まで積み上がっており、同社の事業がひとつの転換点を迎えつつあることがうかがえます。
その背景には、政府系案件の獲得や、将来の量産化を見据えた体制整備など、複数の動きが重なっています。
本記事ではアクセルスペースの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
アクセルスペースとは?

アクセルスペースは、創業以来培ってきた小型衛星の開発・製造技術を核に、2つの事業を展開する企業です。
1つ目は顧客向けに小型衛星プロジェクトの開発から製造、打上げ、運用までを提供する「AxelLiner」で、2022年からサービスを開始しています。
2つ目は自社運用衛星で撮影した画像データの販売やそれを活用したサービスを提供する「AxelGlobe」で、こちらは2019年からサービスを提供しています。
両事業とも、衛星の開発から製造、データ活用まで一気通貫で手がけられる点が強みです。
アクセルスペース 2026年5月期通期決算(2025年6月~2026年5月)

アクセルスペースの2026年5月期通期決算(2025年6月~2026年5月)を見ると、売上高はYoY+58.1%の25.1億円となりました。
AxelGlobe事業における政府系案件の寄与が大きく、成長を牽引しています。
一方、調整後EBITDAは-33.4億円となっており、研究開発や生産体制への先行投資が続いている状況です。
また、受注残高はYoY+366.3%の533.8億円まで積み上がっており、この背景には、436億円規模の政府案件の獲得があります。はたしてどのような案件なのでしょうか。
ここからはアクセルスペースの事業進捗を解説していきます。
この記事は、宇宙関連スタートアップやその成長性に関心がある方、防衛・政府調達ビジネスの動向を追っている方、衛星データ・リモートセンシング事業の将来性に興味がある方に最適な内容になっています。
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・軌道上実証サービスの事業進捗・5年間で〇〇機以上の生産体制を計画・436億円の政府案件の中身・まとめ












