PR TIMESは、国内最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営する企業です。利用企業社数は12万社を超え、国内上場企業の約65%が利用するなど、企業の情報発信インフラとして確固たる地位を築いています。今回は、2025年度第3四半期決算の内容を詳しく分析していきます。
2025年度第3四半期決算ハイライト
売上高・営業利益ともに過去最高を更新

PR TIMESの2025年度第3四半期(9-11月)決算は、売上高・営業利益ともに四半期として過去最高を更新する好決算となりました。売上高は25億33百万円で前年同期比21.1%増、営業利益は10億98百万円で同72.0%増となっています。
四半期営業利益は第2四半期に続いて10億円を超え、2四半期連続での大台達成となりました。売上総利益率も84.7%と高水準を維持しており、収益性の高いビジネスモデルが継続しています。
売上成長率20%超と営業利益率40%超を両立

特筆すべきは、売上高成長率と営業利益率の両立です。第3四半期の売上高成長率は21.1%、営業利益率は43.3%となり、両指標ともに2四半期連続で高水準を達成しました。売上高成長率と営業利益率を合計した数値は64.4%に達しており、成長性と収益性を高いレベルで両立しています。
通期業績予想に対して順調に進捗

第3四半期累計(3-11月)の業績は、売上高72億8百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益29億90百万円(同87.3%増)となりました。通期業績予想に対する進捗率は、売上高75.7%、営業利益83.1%と順調に推移しています。
来期の本社移転に伴う現本社の減価償却費増加等を吸収したうえで、売上高・営業利益ともに通期業績予想通りの着地を見込んでいます。
広告宣伝費を抑制しながら高成長を実現

第3四半期の広告宣伝費は1億32百万円で、前年同期比33.5%減と抑制的に推移しました。広告宣伝費を抑えながらも売上高成長率20%超を達成していることは、PR TIMESのサービスが口コミや自然流入で広がっていることを示しています。

販管費全体を見ると、S&M(Sales & Marketing)は対売上高比28.2%、R&D(Research & Development)は同6.9%、G&A(General & Administrative)は同6.3%となっており、G&Aは10%未満を継続して維持しています。
財務基盤も一層強化

貸借対照表を見ると、現預金残高は73億95百万円で前年同期比47.6%増と大幅に増加しました。営業活動によるキャッシュ創出が順調に進んでいます。ROEは27.6%、ROAは23.2%といずれも高水準で、資本効率の面でも優れた経営が続いています。
PR TIMES事業が成長を続ける理由
プレスリリース件数が過去最高を更新

PR TIMESのプレスリリース配信件数は、第3四半期に128,523件を記録し、四半期として過去最高を更新しました。前年同期比では15.2%増、前四半期比でも10.1%増と、成長が加速しています。前年同期比増加率が2四半期連続で15%を超えており、利用が一層活発化していることがわかります。












