この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年1月31日、バリューコマース株式会社が2024年12月期決算を発表しました。
バリューコマースと言えばアフィリエイトサービスですが、近年はEC内のクリック型広告が主な収入源となっています。
しかし今回の決算で、主要顧客だったLINEヤフーとの取引契約が終了することが発表されました。
はたしてバリューコマースはどのように事業を展開して対応していくのでしょうか?
本記事ではバリューコマースの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。
バリューコマースとは?
バリューコマースはインターネット黎明期からアフィリエイトサービスを展開してきたインターネット広告企業です。
現在は東証プライム市場に上場し、Zホールディングス株式会社の連結子会社となっています。
なお、バリューコマースの主な事業は以下の3つです。
・マーケティングソリューションズ事業(アフィリエイト)
・ECソリューションズ事業(EC内クリック型課金広告)
・トラベルテック事業(宿泊予約システム、宿泊管理システム)
バリューコマース 2024年12月期決算(2024年1月~12月)
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バリューコマースの2024年12月期決算を見ると、売上高はYoY+3.4%の304.1億円で増収になっているのに対し、営業利益はYoY-20.5%の41.6億円で減益となりました。
バリューコマースは減益要因として、戦略コストの増加や自己株TOB関連費用の発生を挙げています。
この記事は、ネット広告業界に従事している方、アフィリエイト経験がある方、今後の広告業界を紐解いていきたい方、ブログやメディアを運営している方に最適な内容になっています。
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・〇〇は衰退傾向に・LINEヤフー株式会社との契約が終了で〇〇が大幅に低下?・新たな収益源となるサービス創出のために〇〇を実施・まとめ