2024年11月8日、kubellは2024年12月期Q3決算を発表しました。
ビジネスチャット「Charwork」を運営するkubellは、2024年7月1日Chatworkからkubellに社名を変更しました。新社名には、働くすべての人の心に宿る火に、薪を「くべる」ビジネスを提供するという意味がこめられています。
往来のビジネスチャットの枠組みを超え、「働く人を支援するプラットフォームの会社」へと変化していることを広く知ってもらうための社名変更です。
今回は、2024年12月期Q3（2024年7月～2024年9月）決算の注目ポイントを解説します。
kubellとは？
kubellは、国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を展開しています。業界のパイオニアであり、導入社数は60.5万社（2024年9月時点）を突破しています。
チャット経由で業務を請け負いDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進するBPaaS（Business Process as a Service：社内で対応できない業務プロセスを外部委託できるクラウドサービス）を展開 をする国内SaaS大手企業の一つです。
kubell 2024年12月期Q3決算（2024年7月～2024年9月）
2024年12月期Q3の四半期売上高は21.9億円、YoY+29.6％と大幅な成長を遂げました。前四半期に対しても+6.3%成長しています。
主力サービスのChatworkセグメントの売上高は21.6億円、YoY+30.7％、前四半期に対しては+6.6%成長し会社全体の増収を後押ししています。
営業利益は1.6億円と前四半期の赤字から黒字に転じています。前四半期に対しても、+280%と驚異的な着地です。また営業利益率も、7.2%に改善しています。
記事の後半では、kubellの2024年12月期Q3決算の注目ポイントを解説していきます。この記事は、SaaSビジネスに従事している方、成長企業に関心がある方に最適な内容になっています。
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