Q. NVIDIAがAIバブルの中心にいる理由は?IntelやTSMCとの違いも解説

ヒント: NVIDIAにしか作れないものがあります

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ヒント: NVIDIAにしか作れないものがあります

この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

2024年6月18日、NVIDIAの株価が上昇し、時価総額が$3,330B(約499.5兆円)を超えて、初めて世界1位となりました。

そこで本記事では、半導体各メーカーの最新決算を比較しながら、NVIDIAがAIバブルの中心にいる理由について解説していきます。

AppleやAmazonとは異なり、NVIDIAは消費者に馴染みのない企業かもしれません。それもそのはずで、NVIDIAはコンピューターのパーツの1つであるGPU(Graphics Processing Unit、中央演算処理装置)に特化した製造メーカーです。

そんなNVIDIAがなぜAppleやMicrosoftを追い抜いて時価総額1位になったのか、深掘りしていきます。

この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。


NVIDIAの売上高が前年比同期比262%増

まずはNVIDIAが2024年5月に発表した2025年度第1四半期決算の概要を見てみましょう。

https://www.nvidia.com/ja-jp/about-nvidia/press-releases/2024/nvidia-announces-financial-results-for-first-quarter-fiscal-2025/

今回の決算で注目すべきポイントは、前年同期比262%の$26.0B(約3.9兆円)という売上高です。一般的に製造業の成長率は数%から十数%程度が平均的であることから、前年同期比262%というのは驚異的な数字だと言えます。

また、それに伴う形で、営業利益は前年同期比690%の$16.9B(約2.5兆円)で、営業利益率は64.9%です。

この非常に高い営業利益率から推測できることとして、NVIDIAがIT企業各社に対して、非常に強い価格交渉力を持っていることが挙げられます。

NVIDIAはその高い技術力により業界で唯一無二の存在であり、そのためあくまでも推測ですが「ほぼ言い値」で半導体を販売できているのではないでしょうか。

この記事は、AIに興味がある方や最新トレンドを追いかけたい方に最適な内容になっています。



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