この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年6月10日、ANYCOLOR株式会社が2026年4月期通期決算を発表しました。
VTuber市場は誕生から約10年で急速に拡大し、今や日本を代表するエンターテイメントの一つとなりました。その中心的な存在である「にじさんじ」を運営するANYCOLORも、成長を続けています。
今回の決算では、足元の業績だけでなく、今後の中長期戦略についても多くの情報が開示されました。
VTuber市場はまだ成長の途中にあるのか、それとも成熟段階に入りつつあるのか。ANYCOLORは次の10年をどのように見据えているのでしょうか。
本記事ではANYCOLORの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
ANYCOLORとは?

ANYCOLORは、VTuberグループ「にじさんじ」を運営する国内最大級のVTuber企業です。
一般的にはライブ配信のイメージが強いですが、実際にはグッズ販売を中心としたコマース事業が売上の68%を占めています。一方で、ライブ配信は10%、企業案件は14%、イベントは7%となっており、複数の収益源を持つことが特徴です。
また、VTA(バーチャル・タレント・アカデミー)を通じてVTuberを発掘・育成し、その後は配信やグッズ、企業案件などへ展開することで収益を拡大しています。
つまりANYCOLORは、単なるVTuber事務所ではなく、VTuberを中心としたIPビジネスを展開する企業だと言えます。
ANYCOLOR 2026年4月期通期決算(2025年5月~2026年4月)

ANYCOLORの2026年4月期通期決算(2025年5月~2026年4月)を見ると、売上高はYoY+29.9%の556.8億円、営業利益はYoY+23.9%の201.7億円となりました。
一方でANYCOLORは今回の決算で、単なる業績報告だけでなく「VTuberを文化にする」という長期ビジョンや、その実現に向けた中期戦略も公表しています。
では実際に、ANYCOLORは何によって100億円規模の増収を実現したのでしょうか。そして次の10年に向けて、どのような成長シナリオを描いているのでしょうか。
ここから3つのポイントに絞って見ていきます。
この記事は、IPビジネスの成長戦略に関心がある方、VTuber市場の将来性を知りたい方、コンテンツビジネスの収益構造を学びたい方に最適な内容になっています。
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・コマースだけで100億円増収できる理由・今後10年間でVTuberを〇〇に・にじさんじの拡大戦略は?・まとめ












