コナミグループは『遊戯王』『eFootball』『パワフルプロ野球』など世界的IPを持つエンタテインメント企業で、デジタルゲーム・アーケード・ゲーミング機器・スポーツ施設の4事業を展開しています。
第1四半期決算の概要 全指標で第1四半期の過去最高を更新

2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結業績は、売上高1,295億円(前年同期比+33.6%)、事業利益447億円(同+61.7%)、営業利益453億円(同+63.3%)、当期利益326億円(同+64.2%)となりました。
収益構造の面では、売上高の拡大に加えてコスト効率の改善が大幅な利益増につながっています。売上原価率は前年同期の50.5%から45.8%へ、販売費及び一般管理費率も20.9%から19.7%へ改善し、営業利益率は前年同期の28.6%から35.0%へと6.4ポイント上昇しています。
通期業績予想は従来から変更なく、売上高5,050億円、事業利益1,500億円、営業利益1,430億円、当期利益1,010億円を見込んでいます。第1四半期の営業利益453億円は通期予想1,430億円に対して31.7%の進捗であり、出足として極めて好調です。
デジタルエンタテインメント事業 eFootball好調で営業利益率44%

デジタルエンタテインメント事業の売上高は1,001億円(前年同期比+36.5%)、事業利益は439億円(同+57.4%)となりました。営業利益率は前年同期の38%から44%へと6ポイント上昇しており、全社の収益を強力に牽引しています。
第1四半期のポイントは3点です。
第一に、4年に一度のサッカーの祭典による盛り上がりを受け「eFootball」が好調に推移しました。W杯イヤーはゲームの認知度と課金意欲を飛躍的に高める絶好の機会であり、そのタイミングを最大限に活用できた形です。
第二に、家庭用ゲーム「パワフルプロ野球2026-2027」と「eFootball Kick-Off!」を発売しました。モバイルを軸とした基幹タイトルに加えて家庭用ゲームも複数投入することで、複数チャネルでの売上獲得が実現しています。
第三に、「遊戯王カードゲーム」ではプロモーションショートアニメシリーズ「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」と連動したカードなどを発売しました。デジタルコンテンツとアナログカードゲームを連動させるクロスメディア施策が、根強いファン層への訴求力を高めています。
通期予想は売上高3,720億円、事業利益1,380億円であり、第1四半期の進捗率は売上高で26.9%、事業利益で31.8%となっています。












