この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2026年7月15日、株式会社Gunosy(以下、Gunosy)が2026年5月期通期決算を発表しました。
同社は情報キュレーションサービスを中核としながら、インドのデジタルバンクへの投資やゲーム攻略メディアの運営など、幅広い事業を展開する企業です。
今回の決算では、長年収益を支えてきたKDDIとの提携関係に大きな変化があったほか、投資先の金融サービスが目覚ましい成長を見せるなど、注目すべき動きが数多く見られました。
さらに、生成AIの台頭を受けて、事業運営そのものを根本から見直す方針も打ち出されています。
本記事ではGunosyの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。
Gunosyとは?
Gunosyは、2012年に設立された情報キュレーションサービスを中核とする企業です。
主力の「グノシー」をはじめ、KDDIと共同運営する「auサービスToday」、ゲーム攻略メディアの「ゲームエイト」などを展開し、広告収入を収益源としてきました。
近年はメディア事業にとどまらず、インドのデジタルバンク「slice」への投資、IPコンテンツを扱う「Gホールディングス」の子会社化など、事業ポートフォリオを積極的に広げています。
2026年5月期は、生成AIの台頭による情報流通構造の変化を背景に、従来のメディア中心の成長モデルからの転換を迫られる1年となりました。
Gunosy 2026年5月期通期決算(2025年6月~2026年5月)

Gunosyの2026年5月期通期決算(2025年6月~2026年5月)を見ると、売上高はYoY+5.6%の64.4億円となり、修正計画に対して99.9%の進捗率でほぼ計画通りの着地となりました。
一方で営業利益は1.9億円にとどまり、修正計画に対する進捗率は74.4%と下振れる結果となりました。
この背景には、Gホールディングス社における先行投資フェーズの長期化があります。
中長期の事業環境として、メイントピックとして挙げられるのがKDDIとの業務提携契約の解消です。なぜGunosyはKDDIとの契約解消に踏み切ったのでしょうか。
この記事は、通信キャリアとメディア企業の業務提携の動向を追っている方、国内ニュースメディア・キュレーションアプリ市場の縮小トレンドに関心がある方、生成AIを活用した業務改革・生産性向上の実例を知りたい方に最適な内容になっています。
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