Uberは利益伸び悩みで株価が一時下落、その先にある”生活インフラ化戦略”とは?

Uberは生活インフラ化戦略としてロボタクシーと小売拡大を進めており、堅調な成長を示す一方、利益拡大には課題もある。

決算が読めるようになるノート 決算解説
Uberは利益伸び悩みで株価が一時下落、その先にある”生活インフラ化戦略”とは?
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2025年11月4日、Uber Technologies,Inc.(以下、Uber)が2025年12月期Q3決算を発表しました。

ライドシェア規制のある日本ではUber Eatsの印象が強い一方で、世界では移動とデリバリーを支える生活インフラに近い存在へと変化しつつあります。

今回の決算は、堅調な事業成長を続けながらも、利益面や株価の反応を含めて、今後の戦略をどう評価するかが問われる内容になっています。

本記事ではUberの最新決算を3つのポイントに絞って解説していきます。

この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。


Uberとは?

Uber Technologies, Inc.(以下、Uber)は、配車サービスを核にしながら、フードデリバリーや日用品配送、貨物輸送までを一つのアプリ上で提供するプラットフォーム企業です。

モビリティ(乗車)、デリバリー、フレイト(貨物)の3事業を中心に、世界各国でドライバーや飲食店、小売店とユーザーをマッチングするプラットフォームを運営しています。


Uber 2025年12月期Q3決算(2025年7月~9月)

https://s23.q4cdn.com/407969754/files/doc_earnings/2025/q3/Uber-Q3-25-Earnings-Supplemental-Data.pdf

Uberの2025年12月期Q3決算を見ると、売上高はYoY+20%の$13.5B(約2兆円)となり、各地域での利用拡大やモビリティ・デリバリー両事業の成長が反映されています。

https://s23.q4cdn.com/407969754/files/doc_earnings/2025/q3/Uber-Q3-25-Earnings-Supplemental-Data.pdf

また、調整後EBITDAは、YoY+33%の$2.3B(約3,000億円)となり、Gross Bookings(GMV:流通取引総額に相当)に対するマージンは前年同期の4.1%から4.5%と改善しています。

ただし調整後EBITDAはアナリスト予想に届かず、これを受けて株価は一時9%下落しました。

このQ3決算の数字の裏側で、Uberがどのようにして「生活インフラ化戦略」を進めているのか、本記事で詳しく解説していきます。

この記事は、米国株やグロース株に投資している方、海外テック企業の決算も押さえておきたい方、ライドシェアやフードデリバリーなどのプラットフォームビジネスに関心がある方、そしてNVIDIAや自動運転分野に注目している方に最適な内容になっています。



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