この記事は星島カナタによるゲスト投稿です。
2025年8月21日、ウォルマートが2026年1月期Q2決算を発表しました。
世界最大の小売企業・ウォルマートは、事業規模拡大のために国際事業にも力を入れていますが、その中でも注目を集めているのが中国事業です。実際に今期の決算でも売上高がYoY+30.1%と力強い成長を見せています。
本記事では、ウォルマートの最新決算を読み解きながら、中国事業成長の背景を探っていきます。
この記事では、1ドル＝150円として、日本円も併せて記載しています。
ウォルマートとは？
ウォルマートは世界最大級の小売企業で、以下の3つの事業セグメントに分かれています。
・US事業：米国のスーパーマーケット、ディスカウントストア、eコマース
・国際事業：メキシコ、カナダ、中国などの海外事業
・Sam’s Club：会員制倉庫型店舗
特に近年は、eコマース領域が急成長し、創業から60年以上経った現在も事業規模を拡大し続けています。
ウォルマート 2026年1月期Q2決算（2025年5月～7月）
ウォルマートの2026年1月期Q2決算を見ると、売上高はYoY+4.8%の$177.4B（約26.6兆円）で増収となりました。
また、粗利益率は前年同期より0.04%改善されて24.5%です。
そして営業利益はYoY-8.2%の$7.3B（約1.1兆円）で減益となりました。
この記事は、小売業界に従事している方、米国株に興味がある方、米国経済の動向に関心がある方に最適な内容になっています。
ここから先は、有料コンテンツになります。月額980円の定期購読にお申し込みください。定期購読では、この記事だけでなく、「決算が読めるようになるノート」の過去の有料記事も含めて閲覧することができます。
定期購読は初月無料のため、まずはお気軽に試してみてください。
有料版をご購入いただくと、以下のコンテンツをご覧いただけます。
・US事業は〇〇と〇〇が急成長・中国事業がYoY+30.1%で急成長できた理由・Sam’s Clubは〇〇が減少・まとめ
