ヒント: 自治体連携型リユース事業 = ジモスポがジモティーの中期経営計画の鍵となっています。
本日は、2025年4月以降株価が好調に推移している株式会社ジモティー(以下、ジモティー)の期待の事業「ジモスポ」について解説します。
ジモティーは2011年に設立された、出品者と購入者をマッチングするプラットフォーム「ジモティー」を運営する企業で、2020年に東証マザーズ(現グロース市場)に上場しました。
ジモティーの売上はしばらく横ばいで推移しており、同社の株価は2021年11月頃をピークとして低迷していましたが、2025年5月以降株価が高騰しており、「ジモスポ」への期待による影響が大きいと考えられます。
この記事では、ジモティーの事業内容や業績、メルカリやヤフオクなどの競合と比較した特徴を通して、「ジモスポ」の概要や今後の期待値について解説しました。
地元の掲示板「ジモティー」とは?

「ジモティー」とは不用品を中心に、中古車や求人、不動産情報、里親募集などの受け渡し情報を取り扱う”地元の掲示板”のようなサービスで、手数料は無料で、個人間の取引が中心となっていることが特徴です。
商品の受け渡し方法として「手渡し」が多く、まだ使用できる大型家具や家電などの不用品を廃棄するのではなく、譲り渡すことで不用品処分の費用削減や地域でのごみ減量に貢献できる等のメリットがあります。
次章からは、ジモティーの業績と、メルカリやヤフオクとの比較から見えてくる特徴などを整理し、「ジモスポ」という新たなビジネスの将来性について紹介します。
この記事は、プラットフォームビジネスに従事している方や事業の収益化に関心がある方に最適な内容になっています。
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・Q. 地元の掲示板「ジモティー」が仕込む、最大2,000億円規模の売上を見込む自治体連携型リユース事業とは?の答え・業績は伸び悩み?・ジモティーがメルカリやヤフオクと大きく異なる点・その他売上にある「ジモスポ」とは?・中期数値目標の達成確度は?・まとめ