セブン&アイHDの決算に見る明暗、イトーヨーカ堂の黒字化と海外コンビニ減益

この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

決算が読めるようになるノート 決算解説
セブン&アイHDの決算に見る明暗、イトーヨーカ堂の黒字化と海外コンビニ減益
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

最近のセブン&アイHDのトピックと言えば、買収提案と社長交代です。

2024年8月、カナダのコンビニ大手のACT(アリマンタシォン・クシュタール)が買収を提案し、その規模は7兆円にまで膨らんでいます。2025年4月時点で、セブン&アイHDはACTからの買収提案に消極的ですが、まだ結論は出ていません。

また、2025年3月6日には、スティーブン・ヘイズ・デイカス氏が、セブン&アイHD初の外国人CEOに就任予定であることが発表されました。

そして同年4月17日、セブン&アイHDの子会社のセブン-イレブン・ジャパンで社長交代の人事も発表されます。

現在、ACTによるセブン&アイHDの買収提案は決着がついていません。しかし少なくとも、今回の買収提案がきっかけとなり、セブン&アイHDの経営層が刷新されたのは間違いありません。

そんな中、2025年4月9日、セブン&アイHDが2025年2月期通期決算を発表しました。

状況が目まぐるしく変化する中、セブン&アイHDの業績はどうなったのでしょうか。

本記事ではセブン&アイHDの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。


セブン&アイHDとは?

セブン&アイHDの歴史は1920年、浅草に洋品店「羊華店」が開業したことから始まりました。

1958年には株式会社ヨーカ堂(現:イトーヨーカ堂)が設立され、1974年にセブン-イレブン1号店が開店します。

そして2005年に持株会社としてセブン&アイHDが設立されました。

https://www.7andi.com/group/

現在、セブン&アイHDは以下の事業を展開しています。

・国内コンビニエンスストア事業:セブン-イレブンなど
・海外コンビニエンスストア事業:7-Elevenなど
・スーパーストア事業:イトーヨーカ堂など
・金融関連事業:セブン銀行など
・その他の事業:赤ちゃん本舗、ロフトなど


セブン&アイHD 2025年2月期通期決算(2024年3月~2025年2月)

https://www.7andi.com/ir/file/library/ks/pdf/2025_0409ks_01.pdf

セブン&アイHDの2025年2月期通期決算(2024年3月~2025年2月)を見ると、営業収益はYoY+4.4%の12.0兆円、営業利益はYoY-21.2%の4,209億円で増収減益となりました。

なお、セブン&アイHDにおける営業収益は、加盟店についてはロイヤリティのみが計上されます。

この記事は、流通業界や小売業界に関心がある方、小売業界に従事している方、セブン&アイHDの買収騒動に興味がある方に最適な内容になっています。



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・〇〇を強化する予定・海外コンビニは〇〇の減益・イトーヨーカ堂が黒字化に成功した理由・まとめ


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