この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年4月14日、ベースフード株式会社が2025年2月期通期決算を発表しました。
ベースフードは完全栄養食を開発・販売する企業で、最近は代表製品「BASE BREAD」がコンビニでも購入できます。
読者の中にはベースフード製品を普段から食べている方もいるでしょう。
そんなベースフードは、2025年2月期で通期黒字を達成しました。
今後はシェア獲得と売上拡大に挑戦するようですが、どのような成長戦略を描いているのでしょうか。
本記事ではベースフードの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。
ベースフードとは?

ベースフードは「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」をミッションに、完全栄養食を開発・販売している企業です。

ベースフードはファブレスで自社工場を持ちません。完全栄養食のキーとなるミックス粉に関しては、複数社で分散製造することで秘匿性を確保しています。
製造工程を完全外注することで、ベースフードはマーケティング戦略に集中し、アジャイルで完全栄養食を研究開発しています。
ベースフード 2025年2月期通期決算(2024年3月~2025年2月)

ベースフードの2025年2月期通期決算(2024年3月~2025年2月)を見ると、売上高はYoY+2.5%の152.4億円で、営業利益はYoY+10.7億円の1.3億円となり、増収増益となりました。
また、販売チャネル別で売上高を見ると、卸売はYoY-2.7%の44.6億円、他社ECはYoY-20.2%の8.5億円ですが、自社ECはYoY+7.1%の97.2億円、海外はYoY+36.5%の1.8億円となっています。
この記事は、フードテックに興味がある方、マーケティングや経営戦略に関心がある方、普段から完全栄養食を食べている方、D2Cビジネスに関心がある方に最適な内容になっています。
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