この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2025年3月12日、Adobeが2025年Q1決算(2024年12月~2月)を発表しました。
Adobeと言えば、PhotoshopやPremiere Proなどのソフトウェアを提供する企業です。
そしてAdobeは現在、Fireflyなどの生成AI事業に注力しており、どのようにソフトウェアを強化するかで注目を集めています。
その一方で、PDF編集アプリのAcrobatが好調のようです。生成AIとAcrobatにはどのような関連性があるのでしょうか?
本記事では、Adobeの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
Adobeとは?
Adobeは、クリエイティブ系ソフトウェアを提供するアメリカのIT企業です。具体的には、以下のようなソフトウェアを提供しています。
・Photoshop:画像編集ツール
・Illustrator:グラフィックデザインソフト
・Premiere Pro:動画編集ソフト
・Acrobat:PDF編集ソフト
近年は、企業や個人向けにAdobe製品を月額課金で提供する「Adobe Creative Cloud」が主力事業となっています。
Adobe 2025年Q1決算(2024年12月~2月)

Adobeの2025年Q1決算(2024年12月~2025年2月)を見ると、売上高はYoY+10%の$5.71B(8,565億円)で順調に成長しています。
また、米国会計基準(GAAP)でのEPS(1株あたり純利益)は$4.14(621円)となっています。
この記事は、普段からAdobe製品を利用している方、生成AIの動向に興味がある方、最新技術に関心がある方に最適な内容になっています。
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・生成AIの商用化が本格化・顧客セグメントをどう変更した?・Acrobatが急成長している理由・まとめ