この記事は星島てるによるゲスト投稿です。
2024年10月9日、GameWithが2025年5月期Q1決算を発表しました。
スマホゲームで遊んだことがある方なら、一度はGameWithの「リセマラランキング」を目にしたことがあるかもしれません。
2010年代には国内スマホゲーム市場が大きく成長し、それに伴ってGameWithも発展し、2017年に上場を果たしました。
しかし、2020年代に入ると市場の成長が鈍化し、メディア事業の売上も減少傾向にあるようです。
本記事では、GameWithの最新決算について、いくつかのポイントに絞って解説していきます。
GameWithとは?
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GameWithは、国内最大級のゲーム情報メディア「GameWith」を手掛ける企業です。
2013年にサービスをスタートしてから、トップゲーマーをライターとして迎え、専門性の高い記事を量産できたことが、差別化要因として挙げられています。
また、2017年からはeスポーツ事業を立ち上げるなど、関連事業の投資を進めて、新たなキャッシュポイントの創出に力を入れています。
GameWith 2025年5月期Q1決算(2024年6月~8月)
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GameWithの2025年5月期Q1決算では、市場規模の影響により、売上高はYoY-11.7%の8.1億円となり、1.1億円の営業損失を計上しました。
また、セグメント別売上高では、「メディア事業」と「eスポーツ・エンタメ事業」が前年比で約20%前後売上が減少しているのに対し、新規事業はYoY+74.6%の1.5億円で成長しています。
この記事は、ゲームやeスポーツの事業に興味がある方に最適な内容になっています。
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・スマホゲーム市場の縮小でメディア事業の売上高も減少・スポンサーの切り替えでeスポーツ事業も低迷・第二の収益の柱を作れるかが鍵・まとめ