マネーフォワードが2024年11月期第3四半期決算を開示しました。IPO以来の赤字は続くものの、EBITDAが黒字化するなど、通期予想の達成に向け進捗は順調です。その中で同社の2024年11月期第3四半期決算の注目点に加えて、今後に向けた注目点も解説します。
マネーフォワードについて
マネーフォワード<東証プライム3994>は、主にクラウド型の企業向けの会計ソフトや個人向け家計簿アプリやなどを提供する企業です。弥生会計などパッケージ型の会計ソフトが多くを占めていた国内会計ソフト市場において、クラウド型会計ソフトを武器に急成長を果たしました。2012年に設立され、2017年9月にIPOを行いました。
企業向けには、クラウド型会計ソフト「マネーフォワード クラウド」などを展開しており、中小企業やフリーランスを主なターゲットとし、会計、給与、経費精算、請求書管理などの機能を提供しています。
個人向けには、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」などを展開。家計簿機能に留まらず、資産運用のアドバイスや、保険の見直しといった資産形成支援機能も備えています。なお、詳細は後述しますが個人向け事業は三井住友カードとの合弁事業として本年12月から再スタート予定です。
またベンチャーキャピタル子会社を有しHIRAC FUNDを運営しており、未上場企業への投資も積極的に手掛けています。
2024年11月期第3四半期決算について
同社は10月15日に、2024年11月期第3四半期(Q3)決算を開示しました。直近2期のQ3決算は以下となります。

決算の全体像を把握するために、直近2期の通期決算及び今期予想決算も合わせて見てみましょう。