モデルナは$3.2Bの売上高に対し$3.6Bの純損失を計上、2027年に「がんワクチン」が販売か?【決算1分解説】

この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

決算が読めるようになるノート 決算解説
モデルナは$3.2Bの売上高に対し$3.6Bの純損失を計上、2027年に「がんワクチン」が販売か?【決算1分解説】
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この記事は星島てるによるゲスト投稿です。

2025年2月14日、モデルナが2024年12月期Q4決算を発表しました。

モデルナと言えば、mRNA(メッセンジャーRNA・DNA情報をタンパク質として発現させる過程で合成されるRNA)を用いた新型コロナワクチンが有名で、日本人でもご存知の方は多いと思います。

一方でmRNAは、元々はがんワクチンとして開発が進められていた背景がありました。そしてモデルナはついに2027年にがんワクチンの販売を開始するようです。

本記事ではモデルナの最新決算をいくつかのポイントに絞って解説していきます。

この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。


モデルナとは?

2010年に設立されたモデルナは、mRNAに基づく創薬、医薬品開発、ワクチン技術に特化したバイオテクノロジー企業です。

新型コロナ禍の際には、ファイザーと並ぶ形でmRNAワクチンの開発・製造に成功します。

現在は新型コロナウイルスだけでなく、ノロウイルスやがんなどのワクチンも開発中です。


モデルナ 2024年12月期Q4決算(2024年1月~12月)

https://s29.q4cdn.com/435878511/files/doc_financials/2024/q4/Moderna-4Q24-Earnings-Presentation-FINAL.pdf

モデルナの2024年12月期Q4決算(2024年1月~12月)を見ると、売上高はYoY-53%の$3.2B(約4,800億円)で、最終的に$3.6B(約5,400億円)の純損失を計上しました。

一方で、売上原価(cost of sales)をYoY-69%の$1.5B(約2,250億円)に抑えたことで、純損失の拡大を抑えることに成功しています。

この記事は、mRNAに興味がある方、モデルナについて詳しく知りたい方、バイオテクノロジーに関心がある方に最適な内容になっています。



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・〇〇の需要が回復する見込みはない・〇〇億ドルのコスト削減に成功・2027年に何の「がんワクチン」が販売される?・まとめ


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