【決算速報】ベースフード 売上高がYoY-10.4%減少。成長のカギを握る3つの要因は?

今回は、2024年10月15日に発表されたベースフードの2025年2月期Q2決算(2024年6月-8月)を扱います。また、今回あわせて発表された通期業績予想の修正についてご紹介します。

決算が読めるようになるノート 決算解説
【決算速報】ベースフード 売上高がYoY-10.4%減少。成長のカギを握る3つの要因は?
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今回は、2024年10月15日に発表されたベースフードの2025年2月期Q2決算(2024年6月-8月)を扱います。また、今回あわせて発表された通期業績予想の修正についてご紹介します。

ベースフードは2023年10月、一部商品のカビ発生により自主回収を行いました。コンビニやドラッグストアなどの卸売チャネルの拡大や、新商品の市場投入が奏功し、黒字転換した矢先の出来事でした。その結果、イメージダウンによる解約率の悪化や回収費用などの経費が嵩み再度赤字に転落し、2024年2月期Q3決算以降の業績は下降傾向です。

2025年2月期Q2決算を見ると、前年同期との比較では自主回収の影響でマイナス成長となっています。しかしながら、前四半期に比べると、元の成長軌道に戻る兆しが見えています。今回の記事はその要因について解説し、ひいては黒字転換を成功させ、企業としてどう成長していくのかについて考察します。

ベースフードとは?

https://shop.basefood.co.jp/

ベースフードは完全栄養食を開発・販売している食品会社です。主な商品はBASE BREAD 、BASE PASTA & Deli 、BASE Cookies & Othersで、2024年10月現在25種類がラインナップされています。ベースフードの商品は、ビタミンやミネラル、タンパク質など26種類の栄養素が含まれる「完全栄養食」であり、一食分で一日に必要な栄養素の1/3が手軽に取れることが特徴です。

販売方法は、自社EC・他社EC・卸販売の3つのチャネルです。売上の6割以上を占める自社ECでは、サブスクリプション(定期購入)が主流となっています。栄養バランスのいい食事を継続的にとれる、何を食べるか悩む時間を削減できる、買い物の手間が省けるといった理由で、顧客に支持されています。

ベースフードの2025年2月期Q2四半期決算(2024年6月~2024年8月)

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2936/tdnet/2510380/00.pdf

2025年2月期Q2四半期売上高は39.1億円(YoY-10.4%)、営業損失-3,000万円(前年同期は営業利益2.5億円)でした。自主回収が影響し、赤字転落となりました。しかし、前四半期との比較では営業利益は+4億円となり、赤字幅は縮小しています。

前年同期である2024年2月期Q2は、コンビニへの積極的な新規導入によりブランド認知度が増し、需要が拡大した期間でした。当四半期は成長が鈍化したように見えますが、2024年2月期Q3から続く業績下降傾向を打開できる兆しが見えています。

ベースフードの通期業績予想の修正

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2936/tdnet/2510380/00.pdf

今回の通期業績予想で売上高は157.2億円、営業利益5,100万円と下方修正されました。前回の発表予想は、売上高190億円、営業利益1.6億円でしたので、それぞれの減少率は売上高-17.5%、営業利益-69.4%と大幅な下方修正となりました。

修正の理由は、新商品の売上高が期初の想定に達しなかったためです。既存商品の売れ行きは堅調に推移しているものの、卸売で競争率の高い日配品の商品棚に継続導入するには、価格設定と店頭での認知に課題があったと分析しています。

営業利益に関しては売上高の下振れに伴い大幅減少となったものの、荷造運賃費や人件費、商品原価などの削減により、売上総利益率は改善の見込みとなっています。

記事の後半では、ベースフードの2025年2月期Q2四半期決算をさらに深堀りします。また今後は黒字化させ成長することを予想していますが、その要因を解説していきます。この記事は、ベースフードについて深く知りたい方や、フードテックに興味がある方に最適な内容になっています。


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