ヒント
営業利益減益の要因:
・物価高の中で●●実施せず、顧客増加を狙ったが、期待通りにいかなかった
・●●費の増加
今後の打開策:
・●●商品の強化
・●●●●デリバリーの促進
・●●●●システムの強化
セブン&アイHDはCVS(コンビニエンスストア)業界では、他社と比べ圧倒的な売上を誇り業界を牽引してきました。
国内のCVS市場が飽和状態のため、海外CVS事業を拡大させる戦略で海外の会社を買収し、M&Aで事業を拡大させ増益を続けてきました。CVS大手の一つであるローソンも中国市場への事業を強化しています。
そんな中、最新の2024年7月11日に発表された、セブン&アイHDの2025年2月期Q1決算(2024年3月~2024年5月)では、海外CVS事業の不調により、営業利益が前年対比大幅は減益となりました。
果たして、海外CVS事業の不調の要因はどこにあるのでしょうか?これは、同じくCVS事業を展開する競合他社にも伝播していくのでしょうか?
今回の記事では、その要因を読み解いていきます。
この記事では、1ドル=150円として、日本円も併せて記載しています。
セブン&アイHDとは?
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セブン&アイHDの主な事業は「セブン - イレブン」を国内、海外に展開するCVS事業です。また、スーパーストア事業ではイトーヨーカドー、ヨークベニマルを運営しています。その他にも赤ちゃん本舗や、ロフトもグループ会社の一つです。
金融関連事業ではセブン銀行を運営し、ATMや電子マネーをはじめとした金融サービスを提供しています。
セブン&アイHDの2025年2月期Q1決算(2024年3月~2024年5月)
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2025年2月期Q1の営業収益は2.7兆円(YoY+3.2%)と前年比840億円増加しましたが、一方で営業利益は593億円、前年比226億円(YoY-27.6%)減少しました。
減益の主な要因は、主力事業である海外CVS事業です。同事業の営業利益は、44億円と黒字ではあるものの、前年比-165億円の大幅な減益となっています。
記事の後半では、セブン&アイHDの2025年2月期Q1決算をさらに深堀りし、海外CVS事業が不調だった理由を解説していきます。
この内容は、CVS事業について深く知りたい方や、M&Aによりグローバル展開する会社に興味がある方に最適な内容になっています。
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・Q. セブン&アイHD海外CVS事業の営業利益が前年比-165億円の要因と、今後の打開策は?の答え・価格据え置きの戦略により売上、粗利は●●・●●費の増加は営業利益●●の要因・セブン&アイHDの打開策・まとめ