今回は、2024年10月11日に発表された出前館の2024年8月期Q4決算(2024年6月8月)を扱います。また、今回は本決算ですので、2024年8月期の通期累計と2025年8月期の予想も発表されています。
四半期決算で見ると売上は伸び悩んでいますが、営業利益の赤字は縮小しました。今回の記事はその要因を解説しています。また赤字が続いている出前館ですが、来期では黒字化を予想しているのでその要因も考察していきます。
出前館とは?
出前館は、全国47都道府県に展開している国内最大級のデリバリー総合サービスです。加盟店舗数は現在10万店舗に及び、注文から最短20分で届けられる点が強みとなっています。2024年8月からは、クイックコマースと呼ばれる日用品、食料品などの、生活するうえで欠かせない商品を最短30分で届けるサービスも展開しています。
出前館の2024年8月期Q4決算(2024年6月~8月)

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/164951/00.pdf
2024年8月期Q4四半期売上高は123億円(YoY-5.4%)、営業利益-8億円(赤字幅としては前年比48%縮小)となりました。営業利益は金額ベースで見ると約7億円増加し、前年同期と比べて経営効率は上がっています。
出前館の2024年8月期通期決算(2023年9月~2024年8月)

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/164951/00.pdf
2024年8月期通期累計で売上高504億円(YoY-2.0%)、営業利益-60億円(赤字幅としては前年比51%縮小)でした。営業利益は赤字ですが、前期比で見ると62億円増加しました。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/164951/00.pdf
来期(2025年8月期:2024年9月~2025年8月)予想は売上高530億円(YoY5.1%)、営業利益100万円の見込みとなっています。
記事の後半では、出前館の2024年8月期Q4決算をさらに深堀りし、営業利益が改善した要因や売上高の鈍化について解説していきます。また来期は2018年8月期以来となる黒字を予想していますが、7期ぶりの黒字予想は何が貢献する見通しなのかについても説明します。この記事は、出前館について深く知りたい方や、フードデリバリービジネスに興味がある方に最適な内容になっています。
決算注目ポイント1#営業利益7億円増加し赤字縮小

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/164951/00.pdf