クリニック集客支援のメディカルネット、投資先行で増収減益続く

メディカルネットは、集客支援を行い増収も営業減益が続く。人件費増加が影響し、利益率が低下。医療機関支援事業とメディア事業で成果に差があり、人員増強が効かない状況が懸念されている。

決算が読めるようになるノート 決算解説
クリニック集客支援のメディカルネット、投資先行で増収減益続く
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歯科医院の集客支援などを行う株式会社メディカルネットが、岐路に立たされています。

2024年5月期(2023年6月1日~2023年5月31日)は2割近い増収となった一方、2割超の営業減益で着地。営業増益を予想していましたが、2期連続の営業減益という結果となりました。メディカルネットはプロモーションと人材獲得に多額の費用を投じています。特に人員の拡充スピードは速く、緩める様子も見えません。

人件費に見合う売上高が得られなければ、中長期的に利益率を下げることにもなりかねません。

10%を超えていた営業利益率が5%台に低下

メディカルネットは2000年4月にホームぺージ制作を行う個人事業主からスタートしています。2001年6月に法人化。2010年12月にマザーズに上場しました。

歯科医院の集客用ホームぺージの制作、「矯正歯科ネット」「エステ・人気ランキング」などのポータルサイトも運営。クリニックなどのWeb集客支援を行うという意味では、光通信の連結子会社である株式会社EPARKと事業領域は近いところにあります。なお、光通信は2023年5月末時点でメディカルネットの株式を1.58%保有する大株主でもあります。

2008年9月に医療従事者向けポータルサイトを運営するエムスリー株式会社に第三者割当増資を実施。持分法適用関連会社となりました。しかし、2019年7月に資本提携を解消、業務提携を継続すると発表しています。

当時、エムスリーとの資本提携解消を嫌気してメディカルネット株は売りが先行しました。しかし、その後のコロナ禍で


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