ヒント: フィットイージーの特徴的なサービスがポイントです。
2024年7月23日、岐阜県に本社を構えるフィットイージー株式会社(以下、フィットイージー)が東証スタンダード市場に上場しました。
同社は2018年7月に創業され、日本全国に24時間営業のフィットネスクラブを展開している企業で、特に愛知・岐阜・三重などの中部地方に多く店舗を運営しています。
“24時間営業のフィットネスクラブ”といえば、ANYTIME FITNESSやゴールドジム(GOLD’S GYM)、chocoZAPなど、多くの企業が参入するレッドオーシャンの市場です。
※レッドオーシャン: 競争が激しい既存の市場
この記事では、そんな競合が激しい市場でIPOしたフィットイージーの優位性について考察しました。
フィットイージーとは?
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フィットイージーは2018年7月に設立された、主にフィットネス事業を展開する企業です。
2024年6月19日に東証スタンダード市場に上場承認され、同年7月23日に上場、同年7月26日時点の時価総額は155.23億円です。
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フィットイージーは創業6年で日本全国に158店舗(※2024年5月末時点)を展開しています。特に、直営ではないFC(フランチャイズ)の店舗が133店舗にも及ぶことから、FCによって急拡大したといっても過言ではないでしょう。
また、本社を岐阜に構えていることもあり、2024年5月末時点で愛知・岐阜・三重エリアの店舗が全体の57.0%を占めています。
次章からは、フィットイージーの業績やKPIについて整理し、同じ24時間ジム「ANYTIME FITNESS」を展開するFast Fitness Japanとの比較を通して、フィットイージーの優位性を考察していきます。
この記事は、フィットネス事業に従事している方や、競争戦略に関心がある方に最適な内容になっています。
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・Q. レッドオーシャンの24時間ジム業界。新規上場のフィットイージーの優位性は?の答え・フィットイージーの業績推移・成長には●●が鍵・24時間ジム大手のANYTIME FITNESSとの比較は?・まとめ