プロジェクト一覧

プロジェクト一覧

プロジェクト名 カテゴリ 概要
「Rated」は暗号通貨のスタートアップ。イーサリアムのインフラストラクチャー・データセットを提供することに特化しており、PolygonやSolanaなど他のブロックチェーンネットワークへのサービス拡大を計画している。同社は昨年のシードラウンドでは250万ドルを調達しており、今回の資金調達により同社の総資金調達額は1500万ドルを超えた。 同社は、イーサリアム・ネットワークエクスプローラー、データAPI、オラクルを提供している。新たな資金を活用して、同社はサポートするすべてのネットワークに対して、エクスプローラーやAPIを新機能やリアルタイム機能で強化するとのこと。さらに同社は、来年には複数のLayer1ブロックチェーン・ネットワークにサービスを拡大する予定。
「Bril Finance」は、DeFiポートフォリオ管理のスタートアップ。アルゴリズムと自動トークン展開を使用して、ユーザーのポジションを調整する分散型ポートフォリオ管理プラットフォームを提供する。エコシステム全体で収益を求めるDeFiユーザーにとって、主要なTVLの目的地となることを目指す。 同社の今後の計画として、多数のチェーンにわたる他のAMMとの統合に加えて、機関投資家や個人のポートフォリオマネージャーが、より洗練されたポートフォリオ戦略へのアクセス可能にすることを目指しているとのこt。今回は資金調達とあわせて、「sei Network」ブロックチェーン上で主力製品を立ちあげたとのこと。
「IYK」は、web3スタートアップ企業。物理的な世界とデジタルの世界をつなぐことを目指し、ブランドが顧客に対してデジタルと物理を融合させた体験を創造するための製品やサービスを提供する。AdidasやJohnnie Walkerなどの有名ブランドをサービス提供先に持つ。 同社の主力製品の1つに「近距離通信チップ」があり、これによりユーザーは物理的な製品やイベントのトークン化、非代替トークン(NFT)の作成を容易に行うことができる。さらに、同社は開発者向けのAPIやカスタマイズ可能なモジュールも提供しており、ブランドやミュージシャン、クリエイターが自身のニーズに合わせて体験をカスタマイズすることができる。2021年の設立以来、同社はファッション、音楽、アートなどさまざまな業界から100人以上のクリエイターを獲得している。 同社の「IYKプラットフォーム」は、あらゆる企業向けのセルフサービス・ポータルとして機能し、技術的な専門知識を必要とせずにデジタルエクスペリエンスを物理的な製品にシームレスに導入することができる。
「Phaver」は、web3のソーシャルメディアプラットフォーム。人々が自分のソーシャルメディアプロフィールの作成・所有・収益化ができるようにし、データの共有方法を完全に制御可能にする分散型ソーシャルプロトコルを目指している。同サービスにより、ユーザーはあらゆるSNSプラットフォームにわたって自分のソーシャル・プロフィールやコンテンツの所有権を保持することもできるようになる。 同社のweb3ソーシャルメディアにより、ユーザーはメールや既存のソーシャルメディアを使用して後からweb3ウォレットを作成し、そこでNFTなどのデジタルアセットを表示したり、Lensなどの他のソーシャル・ブロックチェーンネットワークに接続することが可能になる。 今回の資金調達は既存のソーシャル・プラットフォームと同様のweb3オンボーディング・エクスペリエンスを提供するサービスを構築することを目的に実施された。
「Convergence RFQ」はSolanaベースの取引プラットフォーム。同社は現在、スポット取引とデリバティブ取引の両方に対応するオンチェーンの暗号通貨取引プラットフォームの開発を進めている。このプラットフォームは、バイヤーが売り手から価格見積もりをリクエストする「Request for Quote(RFQ)」の手法を活用することで、取引に対して独自のアプローチを提供する。この手法は、中央集権型取引所や分散型取引所が従来使用してきた手法とは異なり、スリッページやフロントランニングなどの課題を解決する可能性がある。
「fxhash」は、ジェネレーティブ・アート・プラットフォームおよびマーケットプレイスである。同社は、ユーザーがコードを使用して芸術的に自分自身を表現できるようにすること、クリエイターがコードベースのアートを紹介し、それで生計を立てられるようにすることを目指している。 業界で初めてオープンかつ無料で利用できるジェネレーティブ・アート・プラットフォームとして誕生した。 同社は今年6月に、次のマイルストーンである「fxhash 2.0」を発表した。これらのリソースを使用して、イーサリアムの統合、オンチェーン・ミント・ツールの開発、既存の機能の追加や改良、プラットフォーム設計の刷新を行う予定。
「Anthropic」は、生成AIスタートアップ。元OpenAIの幹部が設立したカリフォルニアに拠点を置く企業で、既に15億ドル以上の資金を調達しており、その中にはGoogleやZoomも含まれている。 韓国の通信会社SKテレコムとの協業で、両社は通信事業者向けに最適化された大規模言語モデル(LLM)の共同開発を行う。LLMは、自社のAIチャットbot「Claude」を調整し、韓国語、英語、ドイツ語、日本語、アラビア語、スペイン語をサポートできるようにする。完成したAIモデルは、各国の通信会社が先月設立した業界団体「Global Telco AI Alliance」で共有される予定。さらにこのAIモデルは、各業界に特化したカスタマーサービス、マーケティング、セールス、インタラクティブな消費者向けアプリケーションに使用されるとのこと。
「JKLabs」 は、コンテスト、ハッカソン、助成金のためのオンチェーン プラットフォームを通じてWeb3ガバナンスの問題に取り組み、従来のモデルをデータ駆動型の投票権に置き換える。 Web3と分散型金融ガバナンスの現状として、コミュニティメンバーと大手ベンチャーキャピタリスト間の内紛、非効率な透明性、法的複雑さによって意思決定が行き詰まることがよくあるが、JKLabs は、プロジェクトがコンテストやハッカソンを立ち上げ、助成金を発行し、オンチェーンでコミュニティ メンバーにインセンティブを提供できるプラットフォームを使用して、ガバナンスを支える問題の一部を解決しようとしている。
「Dinari」は、現実世界の資産に裏付けられたトークンへのアクセスを提供することを目的とするWeb3企業株式取引会社です。 Dinariが提供するdSharesプラットフォームでは、セキュリティを維持しながら分散型金融との相互運用性を最大化するように設計されている。 これにより、ユーザーは手動およびプログラムで注文を送信および管理できるようになる。
「Zepeto」は、メタバースプラットフォームであり、Jump Cryptoと提携して設立されたZTX (ZepetoX) イニシアチブでブロックチェーン領域に拡大している。 Zepetoは、アクティブユーザー指標によるとアジア最大の「Web2」メタバースプラットフォームであり、人気ゲームのRoblox、Fortnite、Minecraftに次ぐ世界第4位のメタバースプラットフォームである。
「ZetaChain」は、オムニチェーンを目指して作られたパブリックブロックチェーンである。 ZetaChainを利用することで、ユーザーはあたかもすべての資産が単一のチェーンにあるかのような体験をすることができる。 例えば、本来スマートコントラクトがない $BTC を、ブリッジなしで、プログラマブルなサービスで扱うことができるようになる。
「Hugging Face」は、ニューヨークのAI(人工知能)企業で、AI開発者がコード、モデル、データセットを共有できるプラットフォーム。同プラットフォームの特徴として、音楽や画像の生成、言語の翻訳、画像内のオブジェクトの識別など、あらゆるAIモデルを共有できることが挙げられる。その中でも、最新のAIモデルの中心となるウェイトや、数値リストなどの大きなファイルが共有されることが多い。同社によると、現在50万の様々なAIモデル、25万のデータセットを保持しており、1万人の有料顧客を抱えている。ユーザーは同サービスの開発者ツールを使用してオープンソースの人工知能モデルをより簡単に実行することもできる。 今回調達した資金は人工知能分野で競争力のある人材を雇用することに充てるとのこと。
「Maple」はDeFi(分散型金融)のレンディング・プロトコル。同社は、コンプライアンスに準拠したオンチェーン貸付および借入サービスを、アジア太平洋地域(APAC)及びラテンアメリカ地域に拡大することを目指すと同時に、分散型テクノロジーの構築を継続し、プロトコルや金融サービスプロバイダーなどとのパートナーシップ締結も行なっていくとのこと。また同社は今年4月、米国財務省短期証券利回りのアクセスを簡素化し、顧客の流動性やリスク、会計要件を満たしたオンチェーン現金管理ソリューション「オンチェーンキャッシュマネジメント」をローンチしている。 今回調達した資金により、従来の金融市場における融資およびテクノロジープラットフォームとしての地位確立を目的に、3つの成長スタックとして「アップグレードされたトークン設計」、「商業的成長への取り組み」、「独自技術への投資」に取り組むと説明している。
「GoJoe」とはソーシャル フィットネス アプリである。 彼らは、ゲーム化された AI ベースのプラットフォームを通じてフィットネスの目標を達成するために、職場と個人を結び付けるソーシャル プラットフォームを作成する。 このプラットフォームは、ウェアラブル、エキスパート コンテンツ、独自のチームベースの課題を組み合わせて、30 を超えるさまざまな活動のあらゆる種類の活動で、競争上の課題の一部を感じながら、人々が個人として活動できるようにする。
EigenLabsは、ステーキング プロトコルの開発者である。 イーサリアムはプルーフ・オブ・ワークからプルーフ・オブ・ステーク・コンセンサス方式に移行し、仮想通貨マイナーをバリデーター、つまりネットワーク内でトークンをロックして金銭的報酬と引き換えに安全に保つ「ステーカー」に置き換えた。 EigenLabsが開発するEigenLayer を使用すると、ユーザーはイーサリアムを検証するためにロックされているトークンを「再取得」できるため、それらのトークンを再利用して他のプロトコルを保護することができる。
Conduit は、仮想通貨のビルダーをサポートし、加速するように設計された仮想通貨ネイティブ インフラストラクチャ プラットフォームである。 DeFi プロトコル、ゲーム会社、NFT プラットフォーム、およびその他のオンチェーン プロバイダーは、Conduit を使用してアプリケーションを迅速かつ簡単にスケーリングし、より優れたユーザー エクスペリエンスを提供し、以前はネットワークの輻輳によって不可能だった新しいユース ケースのロックを解除できる。 Conduit のデプロイには、ブロック エクスプローラー、自動スケーリング可能な RPC、メトリクス、samsczun のトランザクション トレーサなど、初日から成功するために必要なものがすべて揃っており、展開は Optimism Mainnet と同じ技術を実行し、Ethereum によって保護される。
LandVault は、1 億平方フィートを超える仮想不動産、120 人を超えるフルタイムのクリエーター、および 300 近くの完了したプロジェクトを持つ最大のメタバース ビルダーである。 2017 年からはゲーム環境で、2021 年からはメタバースで、ブランドの構築と成長を支援してきた。 LandVault のプラットフォームに限らない技術と創造力により、データドリブンでカスタマイズされたビジネス ソリューションと洞察を構築し提供する。 クライアントがメタバース体験を立ち上げ、最適化し、収益化するのを支援する。
So-Colは、web3 ソーシャル プラットフォームである。 本プラットフォームで、クリエイターやブランドがプラットフォーム上で「collectables」と呼ばれる NFT をメンバーシップや限定コンテンツのベースとして使用できるようになる。 新たな投資により、イーサリアムベースの So-Col はマルチチェーンに移行し、スタークウェアを含むより多くのレイヤー 1 およびレイヤー 2 ブロックチェーンをサポートする予定。
Econia Labsは、Aptos(アプトス)のブロックチェーン上に分散型オーダーブックを提供する。 注文が発注された取引において、即座に決済を行うオンチェーン・マッチング・エンジンにより、最適な資本効率を実現でき、ユーザーは、希望する価格で資産を売買したり、市場で最良の価格を発見できる。 Econiaのプロトコルはオープンソースであるため、dAppsの開発者は、Econiaのマッチング・エンジンをスマートコントラクトに接続することができる。
Ledgerは、暗号資産用ハードウェアウォレットの開発を行っている。 スマートフォンやPC、クラウド、サーバーにウォレットを置かず、物理的なハードウェア(USBタイプ)の中に秘密鍵やパスフレーズを保管できる。 Ledger Liveというアプリでは、暗号資産を購入・運用し、NFTも管理することが可能で、今後も新しい暗号通貨、チェーン、サービスや機能がこのアプリに統合される。
Polytradeは、世界貿易に焦点を当てたweb3プロトコル。 グローバルサプライチェーンにおける透明性の欠如という課題に対し、リアルタイム データを通じてサプライチェーンを合理化することを目的としている。 取引供給システム全体をブロックチェーンに移行するためのさまざまなモデルを構築し、すべての取引文書、取引金融プレイヤー、取引相手をチェーン上にまとめ、誰もがブロックチェーンページにアクセスすると、特定の買い手または供給者に関する情報を知ることができるようしていく。
Muverseは、世界中の音楽NFTの自由な取引を可能にするプラットフォーム。 ユーザーは音楽を聴くだけで収益を得られ、アーティストは自分たちの音楽をNFTとして自由に配信し、NFTを通じて収益を得られる。 現在は「Play To Earn」の機能として、ゲームをプレイしながらMCTトークンを獲得できるリズムゲームを提供している。加えて「Listen To Earn」の機能として、音楽を聴くことでMCTトークンを獲得できる機能も実装されている。
LI.FIは、20近くのブロックチェーンへのアクセスを提供するデータゲートウェイを提供している。 マルチチェーン戦略を推進するため、DeFiインフラとdAppsレイヤーの間の中間レイヤーを構築し、クロスチェーンブリッジ & DEXアグリゲーションによって、DeFiの基盤を集約させることができ、開発者は独自の価値提案に集中できる。 10億人のユーザーがweb3を利用できるよう、シームレスな手段で、あらゆる機会において、あらゆるチェーンで、あらゆる注文フローにアクセス可能な状態を目指す。
Zealy は、さまざまな報酬と引き換えに達成できるタスクを提供することで、web3 (および web2) 企業がコミュニティと関わるのを支援する。 企業は、Zealy を Discord サーバー、subreddit、またはあらゆる種類のコミュニティ ハブと組み合わせて使用​​し、最も熱心なコミュニティ メンバーのためにゲーム化されたタスクを作成する。 タスクには、ユーザー生成コンテンツの作成、ソーシャル ネットワークでの宣伝、Web ページのコーディングが含まれます。