Q. スタートアップに投資をするVCファンドのリターンはどのくらい?

ヒント: ビンテージ(ファンドが組成された年)によって差があります。

決算が読めるようになるノート 決算解説
Q. スタートアップに投資をするVCファンドのリターンはどのくらい?
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ヒント: ビンテージ(ファンドが組成された年)によって差があります。

本日は、スタートアップに投資するVC(Venture Capital)に注目して、どの程度リターンを得ているのかを分析していきます。

一般的に、VCは機関投資家や富裕層から資金を集めてファンドを組成し、成長のポテンシャルが高い有望なスタートアップに投資し、投資先の企業価値向上のための支援を行ったあと、投資先のIPOやM&AなどでExitすることでリターンを得ています。

そのため、スタートアップのIPOやM&Aが行われると、そのスタートアップに投資したVCには大きなリターンが得られ、これが間接的に次世代のスタートアップへの資金供給に繋がり、最終的には日本経済を左右する要素にもなり得ます。

この記事では、2024年の国内VCのリターン状況について、分かりやすくまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。


2024年の国内スタートアップ資金調達額は7,793億円

https://jp.ub-speeda.com/uploads/2025/03/files/japan-startup-finance-2024.pdf

まず、国内スタートアップの資金調達額(棒グラフ)と資金調達社数(折れ線グラフ)を見ると、2022年をピークとして右肩下がりに減少していますが、2014年からの10年間のトレンドは概ね右肩上がりのため、スタートアップへの資金供給が進んできたことが伺えます。

https://jp.ub-speeda.com/uploads/2025/03/files/japan-startup-finance-2024.pdf

次に、1社あたりの資金調達額の傾向を見ると、多少のブレはありますが、平均値及び中央値がそれぞれ右肩上がりに増加しており、1社あたりの資金調達額が増加傾向であることが分かります。

また、10年間のトレンドとして平均値と中央値の差が広がっていることから、大型の資金調達を行うスタートアップが平均を底上げしているとも考えられます。

次章からは、VCファンドの資金調達環境や国内新規上場件数などを整理することで、VCのリターンについて解説しています。

この記事は、経営企画やM&Aに携わっている方や投資に関心がある方に最適な内容になっています。



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