書評「メタバースとWeb3」

今日は、私も最近注目しているweb3関連の最新の一冊「メタバースとWeb3」についての書評を書いてみたいと思う。

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今日は、私も最近注目しているweb3関連の最新の一冊「メタバースとWeb3」についての書評を書いてみたいと思う。

本書の書評の前に、著者である國光氏について言及しておきたい。

國光氏は、2021年9月に設立したgumi cryptos capitalを通じて、世界最大級のNFTプラットフォームであるOpenSeaなどのweb3トップ企業のいくつかに投資をしてきた。

本書は、web3というバズワードが産まれる前から、web3企業に投資をしてきた先駆者によって書かれたということを最初に覚えておいて損はないと思う。

暗号通貨・NFT・DAOといった専門用語が複数出てくるweb3の世界だが、本書ではそれらの歴史的な背景も含めて、今からweb3の世界に飛び込むために最新情報をキャッチアップしたい読者に最適な一冊だ。

(本書より抜粋)

この図にあるように、著者ならではの理解を平易な言葉で、web2までの世界しか知らない読者でも理解しやすいように書かれている。

(本書より抜粋)

本書がユニークな点は、web3とメタバースという一見すると全く関係ないように見える2つのトレンドが、これからどのように交差していくのかを解説してくれている点でもある。


本書の読み進め方

web3やメタバースの基本から学びたい人は1章から順番に読んでいくのが良いと思う。2章ではメタバース、3章ではweb3についての詳細解説がある。

歴史や解説よりも先に事例を見たい人は、5章から読むのが一番ワクワクする。

メタバースとweb3がどのように交わっていくのかを詳しく知りたい人は、4章から読み進めるのがおすすめだ。


これからweb3やメタバースの世界に飛び込むための予備知識を最短で学びたい人にオススメしたい一冊だ。

《決算が読めるようになるノート》