web3スタートアップへの投資は、シリコンバレーのVCを中心に毎日のように盛んに行われており、その全てを把握することが難しいほど増えてきています。
このマガジンでは、$10MM(約10億円)以上の資金調達を発表したweb3スタートアップを中心に、気になる企業を独断と偏見で取り上げます。
最新事例を手っ取り早く皆さんが理解できるように、今回もなるべく分かりやすく簡潔に解説したいと思います。
今回は、セレブスポーツ選手に特化したNFTを販売するマーケットプレイスの「Ethernity(エタニティ)」を紹介します。
Ethernity Raises $20M for Ethereum Celebrity NFT and Gaming Push - DecryptThe project’s new Ethernal Labs studio is working on a play-tdecrypt.co
Ethereum NFT marketplace Ethernity has raised $20 million in seed funding and launched its Ethernal Labs creative studio.
Ethernityは、今回$20MM(約20億円)のシードラウンドを調達しました。

Ethernityとは?
Ethernityというサービスは、皆さんにとって分かりやすいWeb3サービスの1つかもしれません 。
実際に展開しているサービスは、NFTのマーケットプレイスです。
これまでもNFTのマーケットプレイスはたくさん存在しましたが、Ethernityは有名なスポーツ選手やアーティストのNFTを取り扱っているのが特徴です。
いくつか具体的に事例を見てみましょう。
実例1: ルカ・モドリッチ選手(レアルマドリード10番)のNFT
例えばサッカーのレアルマドリードの10番であるルカ・モドリッチ選手のNFTを販売しています。

ルカ選手は、ご存知の方も多いかもしれませんが、上の写真のクロアチア代表の選手です。
実際に販売されているNFTは、この画面にあるように、ルカ選手を描いたものであったり、メタバース空間で着ることができるユニフォームであったりします。
EthernityのTwitterでも宣伝されているように、レアルマドリードの10番という非常に人気の高い選手の NFT を取り扱っています。
実例2: シャキール・オニール選手(元NBAプレイヤー)のNFT
サッカーだけではなく元 NBA プレイヤーで有名なシャキール・オニール選手のNFTも販売されています。

上の写真がシャキール・オニール選手で、バスケが好きな方は名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

販売されているNFTは、このようなデジタル形式のカードのような作品です。
Ethernityの強みと今後
Ethernityの最大の強みは、非常にシンプルで、有名スポーツ選手の NFT を取り扱っているという点に尽きると思います。
拠点がロサンゼルスということもあり、セレブリティとのコネクションを得やすいという側面もあるのかもしれません。
セレブリティなどの有名人とNFTの相性は非常に良く、以前にもリオネル・メッシ選手のNFT の事例を紹介しました。
すでに多くのファンを抱えているセレブリティにとっては、NFTを販売するパワーがありますので、かなり角度の高いビジネスだと言えるでしょう。
日本でも同じように、スポーツ選手、お笑い芸人や芸能人などのNFTが今後販売されていくことになるかもしれません。
そうなると、Ethernityと同じモデルが日本でも成立し得るはずです。
Ethernityはアイディアとしては非常にシンプルですが、セレブリティとのコネクションを強みにweb3風にアレンジするだけで、これだけの大きな資金がシードラウンドで調達できてしまうのが、今のweb3バブルを端的に表している実例だとも言えるでしょう。
ユーザーとして興味がある方は、是非ルカ選手やオニール選手のNFTを購入してみてもいいと思います。
さらに、サービス提供者としてweb3ビジネスを立ち上げたい方は、芸能人やスポーツ選手用の NFTマーケットプレイスは非常に狙い目のビジネスだと思いますので、ぜひトライしてみてください。
今回の記事はいかがでしたでしょうか。
他にも、こんなweb3スタートアップを紹介してほしい、などのご要望も、是非Twitterでコメントいただければ嬉しく思います。
過去のweb3事例集
【web3マガジン】NFT事例その1: プロサッカー選手によるNFT発行