2024年8月13日にブライアン・ニコル氏が2024年9月9日スターバックス会長兼CEOに就任することを発表しました。
ニコル氏は2018年から外食大手チポトレ・メキシカン・グリルのCEOを務め、チポトレの売上高を2倍超に拡大するなど、業績を大幅に向上させた手腕が評価され今回CEOに任命されました。
今回はCEO就任後初となる、2024年10月30日に発表された2024年9月期Q4（2024年7月1日～2024年9月29日）決算の注目ポイントを解説します。
この記事では、1ドル＝150円として、日本円も併せて記載しています。
スターバックスとは？
スターバックスは、アメリカシアトルに本社をおく、世界中でスペシャルティコーヒーの焙煎・販売・小売を行うコーヒー会社です。世界に40,199店舗を展開している世界最大のチェーンの一つです。
普段利用される方も多いのではないでしょうか。それでは最新の決算概要を見ていきましょう。
スターバックス2024年9月期Q4決算（24/07/1 - 24/09/29）
2024年9月期Q4四半期売上高は$9.1B（約1.37 兆円）、YoY-3％でした。地域別に分解すると、グローバル全体でYoY-7%、アメリカYoY-6%、中国YoY-14%減少しています。第1、2の市場を占めるアメリカ・中国のマイナス成長が今回減収の要因です。
営業利益率は14.4%（YoY-370ベーシスポイント）でした。店舗数はQ4時点で40,199店舗に達し、YoY+6％増加しました。
ここまではスターバックスの事業と決算概要について触れました。次からは最新決算の注目ポイントを見ていきます。
記事の後半では、スターバックスの2024年9月期Q4決算の注目ポイントを解説していきます。この記事は、米国の飲食業について深く知りたい方や、グローバルに展開するチェーンビジネス興味がある方に最適な内容になっています。
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