「nChain」は 、Web3のIPライブラリ企業で、ロンドンを拠点とする情報技術・ITセキュリティで世界で有名であるクレイグ ライト博士によって2015年に設立された。同社は現在までに800件近くの技術特許を取得しており、さらに3000件以上が承認待ちであるとのこと。世界を驚異的なペースで Web2 から Web3 に推進することを目指す。 同社のIPライブラリのポートフォリオは、サービスとしてのWeb3ベースのデジタル資産、サプライチェーン追跡メカニズム、国境を越えた支払、中央銀行デジタル通貨ソリューション、代替不可能なトークン (NFT) やスマート コントラクトなど、幅広いかつフィンテックと暗号空間の両方のソリューションを特徴としており、数兆ドル規模の仮想通貨市場や主要企業の導入など、さまざまな業界に大きな影響を与えている。出資元は同社のの開発ペースを加速し、その広範なIPライブラリの商用採用を増やすことを目指す。

「unshETH」は、バリデーターの分散化を促進し、数百万のユーザーに最高のイーサリアムステーキングエクスペリエンスを提供する最先端のDeFiプロトコル。同社は、世界中の何百万ものユーザーに比類のないETHステーキングエクスペリエンスを提供することを最終目標として、バリデーターの分散化を促進するために「ETHリキッドステーキングプロトコル」間の競争を促進する新しいDeFiプリミティブを開発した。これにより、ユーザーは単一トークン内で 「unshETH vdAMM」により生成されるイーサリアム・ステーキング報酬とスワップ手数料のメリットを享受できるようになる。 今回の資金は、ユーザーへの最高の体験の提供を最終目標として、同社の開発を加速するために使用されるとのこと。

「Cube3.AI」は、悪意のあるトランザクションをブロックすることでスマート・コントラクトを保護する、暗号通貨に焦点を当てたWeb3セキュリティ・スタートアップ。 同社は、機械学習とパターン・マッチングを使用して、新しく展開されたスマート コントラクトにリスクスコアを与える。同サービスは、クライアントに代わってエクスプロイトを特定し、提案されたエクスプロイトを拒否するために分散型アプリケーションとスマートコントラクトを装備している。これは、契約やアプリケーションが正当な取引の処理を継続できることを意味するため、守護天使が契約を見守っている意義がある。

「Zeeve」は、ノーコードWeb3インフラストラクチャソリューションを提供しており、企業がWeb3エコシステムにシームレスに移行できるようにしている。 このプラットフォームは45を超えるブロックチェーンプロトコルをサポートし、パブリックなものからアプリケーション固有のブロックチェーンまでエンタープライズグレードのインフラストラクチャを提供する。

「SphereX」は、Web3アプリケーション向けのオンチェーンセキュリティソリューションである。 SphereX Protectは、希望どおりに分散化され、ソリューション内の各契約には、誰がどのような権限を持って制御するかを決定できる役割ベースの操作構造が組み込まれている。 顧客の選択に応じて、完全分散型または完全集中型のあらゆるガバナンス構造に準拠することができる。

「Puffer」は、イーサリアムのプルーフ・オブ・ステークにおいて単独のバリデーターが直面する課題に対処することを目指している。 PufferのオープンソースであるSecure-Signerは、ソフトウェアのバグやユーザーエラーの結果としてペナルティが科せられたり、スラッシュされたりするリスクを軽減するために、バリデータキーへのアクセスを制限するツールである。 このペナルティは、大量のETHを保有していないステーカーにとっては大きな打撃となる可能性があり、また、集中型リキッドステーキングプロバイダーに代わる実行可能な代替手段として、ステーカーの参入障壁を下げるプロトコルにも取り組んでいる。